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平成16年(秋)基本情報技術者[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成16年10月17日

問1/エ
(0.248)16 = (0. 0010 0100 0100)2
これは3ビット区切りの8進数 (0.111)8 にできる。
したがってこの小数部分は (111)8×8-3 = (64+8+1)/83
問2/イ
下位4ビットを取り出すため 000F16 との AND をとり,取り出したビットを捨てるため4ビット右シフトする。
問3/ウ
(0.FEDC)16 = (0. 1111 1110 1101 1100)2
これを4倍するため2ビット左シフト。
問4/エ
浮動小数点数における仮数部は,決まった長さのけた数を十分に利用して精度の高い数値を表現するため,正規化を行う。
問5/ウ
独立事象(互いの確率に影響を及ぼさない事象)の定義そのもの。確率の乗法定理による。
問6 Rア
1/6+2/6+3/6+4/6+0/6+0/6 = 10/6
問7/イ
U = (許容値-平均値)÷標準偏差 = (1-0)÷0.5 = 2
±2の偏差が許容範囲となる。
(1 - Uの分布関数値) = (1-0.9773) を ±の両側分で2倍して,0.0454
問8/ウ
上位6ビットを取り出すマスクビットは (1111 1100)2 = (FC)16 との論理積。それを反転させるには排他的論理和を使う。
問9/ウ
(X + notX)・Y・Z = Y・Z
問10/ウ
「(N1×1)+(7×2)+(6×3)+(2×4) を10で割った余り = 4
N1+40 を10で割った余り = 4
よって,N1 = 4
問11/ウ
問題の表の1行目は,状態Aから,次のデータが空白ならばA,数字ならばB,符号ならばC,小数点ならばD,その他ならばE,の各状態へ遷移することを意味している。
ア A→(+)→C→(0)→B→(0)→B→(1)→B→(0)→B
イ A→(-)→C→(1)→B
ウ A→(1)→B→(2)→B→(.)→D→(2)→E
エ A→(9)→B→(.)→D→(△)→A
問12/ウ
問題の2分探索木は,ノード(節)の左側はすべてノードの値より小さく,ノードの右側はすべてノードの値より大きいという規則で作られている。12を削除した後でもこの規則を満たすものには次の2つの移動があり,
左(9,10,11),節13,右(14,15)
左(9,10),節11,右(13,14,15)
解答群にあるのはこのうち「ウ 13」のみ。
問13/ウ
ア 挿入ソート
イ 選択ソート
ウ ○ クイックソート
エ 交換ソート
問14/イ
(5+4+3+2+1)÷13 の余りは 2
問15/エ
ア 英語得点≧90でも,業務経験年数<5または3科目合計<260ならば不合格
イ 英語得点<90でも,業務経験年数≧5 かつ 3科目合計≧260ならば仮合格
ウ 合格か仮合格か不合格
エ ○ 3科目合計が最高得点でも 260未満にしかならないため
問16/ア
ア ○ DRAM
イ マスクROM
ウ EPROM
エ SRAM
問17/ア
Pは(1,0)のANDで出力は0,Qは(0,1)のORで出力は1,Rはその否定。
問18/ア
アドレス部が示すアドレスの内容を有効アドレスとしているので間接アドレス。
問19/エ
1×103Mクロック/秒 ÷ 0.8クロック/命令
= 1250M命令/秒 = 125,000万命令/秒
問20/エ
プログラム割込み(ア,ウ)と スーパーバイザーコール(イ)は内部割込み。
問21/ア
キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式は「ライトスルー(write through)」,キャッシュメモリだけを書き換えておき主記憶書き換えはブロックの入替え時に行う方式は「ライトバック(write back)」
問22/エ
ヒット率をHとすると 15h+50(1-h) = 10h+70(1-h) 。これを解いて h=0.8 。
問23/エ
メモリインタリーブは,主記憶を幾つかの区画に分割して各区画に同時にアクセスできるようにした主記憶の高速化技術。
問24/ウ
(512×228)÷(512×221) = 27 = 128
問25/ウ
RAID-0(ゼロ)と呼ばれる,ディスク ストライピングの説明文(striping: 縞模様)
問26/ウ
光磁気ディスク(MO: Magneto-Optic Disc)は,書き込み時には強いレーザ光を当てて磁場の向きを定着させるが,読み取り時には弱いレーザ光のみを用いる。
問27/イ
IrDA(Infrared Data Association)は,赤外線を利用した近距離のデータ通信を行なうための規格。
問28/エ
有機ELディスプレイ(ElectroLuminescence: 電界発光)は,電圧をかけると発光する有機物質を利用する。
問29/ウ
PCカードのデータ転送速度(ビット/秒) ÷ 画像1枚のビット数(ビット/枚)
=(15×106×8) ÷ (103×750×24)
= 6.66... 枚/秒
問30/エ
LRU(Least Recentry Used)は,主記憶のページで最後に参照されてから最も経過時間の長いものを追い出す方式。
問31/ウ
スプーリング(SPOOLing)は,低速な入出力装置に対してデータ入出力を直接おこなわず,ハードディスクなど高速な補助記憶装置を介して間接的な入出力をおこなうことで,コンピュータ本体の処理能力を高める技術。
問32/ア
ガーベジコレクション(Garbage Collection: ゴミ収集)の説明文。また,利用されない断片化された記憶領域をフラグメンテーションと呼ぶ。
問33/ウ
密結合マルチプロセッサシステム(ア,イ,ウ)は,複数のプロセッサが主記憶を共有し,1つのOSで制御される。各タスクはどのプロセッサでも実行できるので,細かい単位で負荷を分散することができる
疎結合マルチプロセッサシステム(エ)は,各プロセッサごとに主記憶が用意された,いわば独立したPCの集合体であり,それぞれでOSが実行される。
問34/エ
シノニム(synonym: 同義語)は,複数の異なる値が,同一の値を指し示してしまう状態。直接編成ファイルへのレコードの追加においては,複数のレコードキー値が同一のレコードアドレスに変換されてしまう現象が発生する。
問35/エ
アーカイブ(archive: 公文書保管所)は,コンピュータ用語では,複数のファイルを1つのファイルにまとめること,またはそのようにして作られた書庫ファイルを指す。
問36/ア
ア ○ デュアルシステム
イ デュプレックスシステム
ウ デュプレックスシステムのホットスタンバイ
エ 完全二重化システム(フォールト トレラント システム)
問37/エ
スループット(throughput)は,システムが単位時間内に処理できるデータ量のこと。
問38/ウ
平均故障間隔(MTBF: Mean Time Between Failure) = システムの稼働時間/故障件数
(8時間×1000台×20日)/2件 = 80,000時間
問39/イ
(1-(A・Bともに故障する確率)) × Cの稼働率
=(1-(1-0.8)×(1-0.8))×0.8 = 0.768
問40/ウ
ア FTP ファイル転送プロトコル
イ HTML Webページを記述するためのマークアップ言語
ウ ○ HTTP
エ SMTP 電子メール送信 および サーバ間メール転送のプロトコル
問41/エ
アルゴリズムの基本制御構造の図を頭に思い浮かべるとよい。
ア 前判定繰返し
イ 後判定繰返し
ウ 二つ以上の処理のうち1つを実行する
エ ○
問42/イ
ア 逐次再利用可能(リユーザブル)
イ ○ 再帰(リカーシブ)
ウ 再配置可能(リロケータブル)
エ 再入可能(リエントラント)
問43/ウ
ア トランスレータ
イ エミュレータ
ウ ○ ジェネレータ
エ インタプリタ
問44/エ
行数をS(単位は100行)として,次の式を解けばよい。
(0.1+0.003)S+0.15 = 0.2S
S= 0.15÷(0.2-0.103) ≒ 1.546
問45/ウ
ア,イ,エはすべてWebブラウザ上で動作する。
問46/ア
ABCD
1 2 2 4 3
2 1 3 4 3
3 2 1 1 6





今回の平成16年秋・初級シスアド,問25と同じ問題。
問47/ア
ア ○ インスペクタ
イ ×
ウ トレーサ
エ エディタ
問48/ア
Open Source Initiativeが定めた,オープンソースの定義(OSD:Open Source Definition)を参照のこと。
ア ○
イ 利用分野に対する差別,個人やグループに対する差別を禁止している
ウ 派生物の利用者に一定の条件を守らせるため,原著作者の著作権は放棄しない
エ 無償である必要はない
問49/イ
ア (b)では,クラスを決めると教師と教室が決まる。
イ ○
ウ (b)では,一つの教室に複数のクラスが割り当てられることがある。
エ (b)では,1人の教師が複数のクラスを担当することがある。
問50/ウ
統一モデリング言語(UML: Unified Modeling Language)で用いられる図は10種類ほどあり,代表的なものとしてユースケース図,クラス図,シーケンス図などが挙げられる。
今回の平成16年秋・初級シスアド,問34と同じ問題。
問51/イ
モジュール結合度は,
単一データの方がデータ構造全体を受け渡す方より弱くなり,
引数で渡す方が大域的データで受け渡す方より弱くなる。
問52/エ
上位の仮モジュールがドライバ(ア,イ,エ)
下位の仮モジュールがスタブ(ウ)
問53/エ
ア プログラマが行う
イ ドライバ/スタブを用いた単体テストでモジュール間インターフェースがテスト可能
ウ モジュール設計書に問題があることもある
エ ○
問54/ウ
クリティカルパス(作業日数に余裕のない経路: Critical Path)は,
D短縮前では 1→2→3→4→5→6→7 の 31日間,
D短縮後では 1→2→3→6→7 の 28日間。
問55/ア
(1×4 + 2×5 + 1×10) × 0.75 = 18
問56/イ
1月~5月で判明した作業効率
= 開発工数の実績値 ÷ 開発工数の投入値
= 40人月 ÷ (10人×5か月)
= 0.8
これまでの10人にさらに追加する要員数をNとおくと,
あと3か月の残り開発工数 ÷ 作業効率を考慮した開発工数の投入値
= (88-40)人月 ÷ (3か月×(10+N)人×0.8)
(10+N) = 20
N = 10
問57/ア
ア ○
イ 復旧要員ならば容易に分かるラベルを貼り,悪用されないような場所に保管する
ウ 多数の利用者がデータベース更新を行うので,このようなバックアップは不可能
エ そのバックアップに失敗すると,直前のバックアップも失うため復旧できない
問58/ウ
このような状態をフラグメンテーション(断片化)という。
問59/ウ
ア 運用方法は一斉に周知される
イ 移行に失敗した場合の影響範囲が大きい
ウ ○
エ 並行的な移行
問60/ア
インベントリ(inventory)は,商品登録簿,在庫表,棚卸し明細をさす英語。コンピュータ用語としては,クライアントのさまざまな資源情報を表している。
今回の平成16年秋・初級シスアド,問44と同じ問題。
問61/エ
ア NAT/NAPT機能 (Network Address/Port Translation)
イ IPアドレスの先頭4bit
ウ ブロードキャストIPアドレス
エ ○ サブネットマスク
問62/エ
SMTP: Simple Mail Transfer Protocol
問63/イ
低位ビットがデータの最右端,高位ビットが最左端ビットを表す。ビット1の数を偶数にするには,パリティビットは1。
問64/ウ
3600件/時間 = 1件/秒。
400バイト×8bit ÷ 0.6 = 5333.3...,これを満たす最低の回線速度は 9600 bps。
平成9年 秋 基本情報 午前 問56 と同じ問題。
問65/エ
ア DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
イ Proxyサーバのキャッシュ機能
ウ リモートアクセスサーバ (RAS)
エ ○ DNSサーバ
問66/ア
ア ○ ルータ
イ リピータ
ウ ブリッジ
エ レイヤ2 スイッチ
問67/エ
ア データの信頼性と格納効率の向上は,ディスク多重化(RAID)などで実現する
イ レコードを短く分割しても運用管理は容易にならない
ウ アクセス効率の向上は,ファイルの物理配置やインデックスの作成で実現する
エ ○
問68/エ
ア 販売金額の平均が4000万円以上,「または,各期のどれかが3000万円以上」
イ 販売金額の「合計」が4000万円以上,かつ,すべての期が3000万円以上
ウ (第1期が4000万円超)または(第1期が3000万円以上かつ第4期が4000万円超)
または(第2期から第4期のどれかが3000万円以上)
エ ○
問69/エ
問67を参照。
問70/イ
参照性制約を意識し,どの順番でデータを格納するかを問う問題。
"部屋"表の建物番号列は,"建物"表の建物番号列を参照。
"資産"表の建物番号列は,"部屋" 表の建物番号列および "建物"表の建物番号列を参照。
"資産"表の部屋番号列は,"部屋" 表の部屋番号列を参照。
今回の平成16年秋・初級シスアド,問33と同じ問題。
問71/ウ
注文の内容を,送信者(顧客)は受信者の公開かぎで暗号化し,受信者(商店)は受信者自身の秘密かぎで復号する。
問72/エ
ア 改ざんの修正はしない
イ 改ざんのチェックはしない
ウ 異なるプロトコルを相互接続するゲートウェイ機能
エ ○
問73/ア
ア ○ ASCII
イ Unicode。漢字を含んだ文字コード表が規定されている。
ウ シフトJIS
エ EUC (Extend Unix Code)
問74/エ
ERPパッケージ(全社的資源計画: Enterprise Resource Planning)の導入においては,パッケージソフトのカスタマイズを極力おこなわず,理想的な業務統合の姿として設計されたパッケージソフトに現実の業務プロセスを合わせていく。
問75/エ
1客席当たり1日の客数をNとおく。
売上高 = 固定費 + 変動費 + 利益
500N×10席×20日 = 300,000+(100N×10席×20日)+100,000
8N=40,よって,N=5
問76/エ
ア PERT図
イ 管理図
ウ パレート図
エ ○ 特性要因図
問77/ウ
A (40×0.2)+(10×0.3)+(0×0.4)+(-6×0.1)=10.4
B 各項目をCと比較すると,Cより小さい値になることは明らか
C (8×0.2)+(18×0.3)+(12×0.4)+(-5×0.1)=11.3
D (2×0.2)+(4×0.3)+(12×0.4)+(30×0.1)=9.4
問78/ウ
オペレーションズ・リサーチ(応用数学,OR: Operations Research)における,線形計画法 (LP: Linear Programming) を指す。
今回の平成16年秋・初級シスアド,問73と同じ問題。
問79/ア
高齢者や障碍者でも一般人と同様に情報機器を活用できる環境を「情報バリアフリー」,そのような情報機器やソフトウェアの利用のしやすさを「アクセシビリティ(accessibility)」という。
問80/エ
ア 特段の契約条件がなければ,請け負ったN社が著作者である
イ アイディアは著作権で保護されない
ウ 著作者人格権は譲渡できない
エ ○