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平成16年(春)初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成18年4月18日

問1/ア
キャッシュメモリはCPUと主記憶の間に設置し,低速な主記憶へのアクセスを減らして実効アクセス速度を高速化できる。
問2/エ
650MB-100MB(メンテナンス用)=550MB/枚。共通データ200MBは各課が保存するので,
第一課:2枚......550+(90+200)
第二課:4枚......550+550+370+200
第三課:2枚......450+200
問3/エ
ア 個々のディスク速度は変わらず,系全体として実質アクセス速度が向上する
イ 系全体の容量は,個々のディスク容量の合計以下
ウ アクセス速度は向上する
エ ○
問4/イ
蛍光灯の紫外線,磁気ディスク・液晶ディスプレイからの磁気はいずれも微弱であり影響は少ない。
問5/ア
小電力で動作する周辺機器は,USBやIEEE1394のケーブルから供給される電力で動作できる(バスパワー)。動作電力不足の場合は,別途ACアダプタなどから電力供給する(セルフパワー)。
問6/ア
ページプリンタの性能は,dpi(ドット/インチ,dots per inch)とppm(ページ/分,pages per minute)で表される。
問7/エ
ネットワーク層でのLAN間接続機器は,ルータまたはスイッチングハブ。
問8/ア
OSの入出力管理は,周辺機器の制御を行うことである。デバイスドライバを組み込むことにより管理を行っている。
問9/ウ
カンマ区切りの値(CSV: Comma Separated Value)を指す。
問10/ア
childディレクトリの1階層上の,nextディレクトリの下にindex.htmlはある。".."で親ディレクトリ(=nextディレクトリ)を表すので"../index.html"となる。
問11/ア
クライアントソフトのバージョン管理や再インストールの手間を軽減できる。
問12/ア
平均印刷時間=30秒/件
印刷データの平均到着間隔=1.5件/60秒
トラフィック密度=(30秒/件)×(1.5件/60秒) = 0.75
プリンタ台数 = 0.75/0.5(プリンタ利用率) = 1.5台 → 最低でも2台必要
問13/ア
ア ○
イ ジョブの入力開始から,すべての出力を要求元に返すまでの時間
ウ CPU時間(time)を薄切り(slice)分割してタスクに割り当てる方式
エ 処理の実行指示を与えてから最初の応答を得るまでの時間
問14/エ
A・C並列部の稼働率 = 1-(1-0.9)×(1-0.9) = 0.99
B・D並列部の稼働率 = 1-(1-0.8)×(1-0.8) = 0.96
全体ではこの並列部を直列接続しているので,0.99×0.96 ≒ 0.95
問15/ア
DBMSには表へのアクセス管理機能があり,ユーザIDやグループIDごとにアクセス許可を設定できる。
問16/ウ
ア ディレクトリサービス
イ ルータのNAT機能 (Network Address Transration)
ウ ○ DNSサーバ (Domain Name Service)
エ DHCPサーバ (Dynamic Host Configuration Protocol)
問17/ウ
アクセスポイントへのダイヤルアップは成功した上で「接続先のコンピュータが応答しない」のだから,パソコン~モデム間の接続には問題がないと推測できる。
問18/イ
Returned mail: Host unknown(戻ってきたメール: ホストは身元不明)なので,@ の後ろのドメイン名が間違っており存在しないものを指しているということ。
問19/ウ
ブロードバンドルータの NAT機能 (Network Address Transration)を使えば,個々のパソコンに割り当てられた複数のプライベートIPアドレスを,1つのグローバルIPアドレスに対応づけることができる。
問20/イ
データウェアハウス(warehouse:倉庫)は,時系列に蓄積された大量の業務データの中から各項目間の関連性を分析するシステム。「月曜日に雑誌を買う30代の男性はいっしょに缶コーヒーを買う傾向がある」など,単純な集計では分からない関連性を洗い出してくれる。
問21/ア
ア ○
イ 待ち行列(キュー)。先入れ先出し(FIFO: First In, First Out)のデータ構造
ウ スタック。後入れ先出し(LIFO: Last In, First Out)のデータ構造
エ リスト構造
問22/エ
インタプリタは,ソースプログラムの翻訳と実行を,行ごとに逐次くりかえすもの。プログラムをすぐその場で実行できるため,実行結果の確認も容易である。ただし翻訳・実行を同時に行うため,実行効率は低くなる。
問23/エ
DHTML(Dynamic HTML)は,インタラクティブなWebコンテンツを容易に作成することを目的に開発された,HTMLの拡張仕様。
ア <applet>タグ
イ <img>タグ
ウ <form>タグ
エ ○
問24/ア
SGML (汎用マークアップ言語規約: Standard Generalized Markup Language)。
「HTML や XML の基」「論理構造をもった文書」の文言が決め手となる。
問25/イ
PDF は Adobe Systems社によって開発された電子文書フォーマット。原本のイメージのまま表示・印刷できる。表示には "Adobe Reader" というソフトウェアが必要。
問26/ウ
売上高/(資本+負債) で求められるのは総資本回転率。数値が高いほど総資本が有効に活用されたと判断できる。
問27/ウ
1995年を100とするので,分母はいつもB2で固定せねばならない。列方向の複写では列番号がずれるので,それを $B2 と固定させている。
問28/ア
ERP (経営資源計画: Enterprise Resource Planning)。ERPパッケージは,企業の経営資源を有効活用し経営を効率化するために,基幹業務を部門ごとではなく全社統合的に管理するパッケージソフトウェア。
問29/ウ
ア カーペットもカーテンと同様に防音,断熱効果がある。
イ 60デシベルは普通の会話,40デシベルが図書館,20デシベルが非常に静かな部屋。
ウ ○
エ グレア対策(光源が直接目に入らないようにして,まぶしさ・見にくさを防ぐ)として,ルーバつき照明器具は有効。
問30/ウ
部署ごとにグループ化 (GROUP BY) していない,イ・エは除外。
表Aと表Bを結合していない,アを除外。
SELECT の直後に列挙する属性のうち集約関数以外の属性名は,そのまま GROUP BY に指定せねばならないので,"GROUP BY 部署コード" ではなく "GROUP BY 部署コード, 部署名"。
問31/イ
「試作品(=プロトタイプ)」の文言が決め手となる。
問32/ウ
(1) 顧客マスタ,(2) 受注トランザクション,(3) 製品在庫マスタ,(4) 出荷トランザクション
受注が発生したら,その商品の在庫確認をして,引き当て可能なら在庫から出荷個数を減らす作業が必要となる。(3) に向けて両方向の矢印(読み&書き)が描かれていることがヒントとなる。
問33/エ
E-R図は,エンティティ(実体)を四角で,実体の間のリレーションシップ(関係)を菱形で表現する。
問34/ア
ここ数か月の購入回数ごとの顧客を数えるので,縦軸に期間(月),横軸に回数をとり,人数を配置するのが一番見やすく分析しやすい。
問35/ウ
ラジオボタンは複数項目のうち1つだけしか選択できない(排他的な選択)。
問36/ウ
システムアドミニストレータはシステム開発工程の最初と最後に関与する。システムの機能が仕様書どおりであるかをチェックするシステムテストから参画する。
問37/イ
ブラックボックステストは入出力データのみに注目し,モジュールの機能が仕様書どおりに動くかをテストするもの。
問38/エ
テストを開始してから間もなく,バグは多く発見されるが,徐々に減少するため,累積バグ件数は水平線に近づいていく。
問39/ウ
プログラム設計書はプログラマのためのものであり,ユーザ向けに手直しする必要がある。ア・イ・エはすべて分かりやすさのための工夫。
問40/ウ
ア 投資効果が小さい追加機能については,要求を取りやめることもある
イ 開発部門に一任せず,ユーザ部門の立場でシステム開発に参加する
ウ ○
エ 業務知識の豊富な人を優先して参画させる
問41/ウ
サーバが災害にあったとき,バックアップテープもともに破壊されては意味がない。サーバとは離れた場所に厳重に保管する。
問42/ウ
縮退運転(フォールバック運転)とは,フェールソフトの一種で,障害箇所を切り離すなどして影響が全体に及ぶのを防ぎ,可能なかぎりのシステム稼動を続けること。
問43/エ
リアルタイムの更新が要求される会議室予約システムは,二重予約などのおそれがあるため分散配置は不適当。会議室予約ならデータ量も小さいと予想されるので単一サーバで対応できるだろう。それに対して大量の画像データを定期的に更新する商品カタログシステムでは,サーバの分散配置が適当。
問44/ア
ハードディスクは,データの書き込みや削除を繰り返しているとファイルが断片化(fragment)して処理速度が低下するので,これを解消するために最適化(optimise)を行なう。オプティマイザは,ハードウェアやソフトウェアを効率的に動作させるための調整をおこなうソフトの総称で,デフラグメンテーションソフトウェアはこの一種。
問45/ウ
パソコンを「周辺装置を含めた一式を単位として」登録すると,後から周辺機器を追加・変更した場合に管理できなくなる。周辺装置も個別管理できるように管理番号を付与するのがよい。
問46/ア
ア ○
イ 障害が発生したらすぐに対処する
ウ 契約先に任せきりにせず,ユーザ企業と契約先との話し合いによって決定する
エ 遠隔保守で対処できるのであれば,そうした方が時間面でも費用面でも効率的
問47/ウ
退行(レグレッション)テストとは,機能追加や変更などで修正を行ったとき,その修正が既存部分へ影響を及ぼしていないか検証するもの。
問48/ア
三段論法とは,2つの前提から1つの結論を導き出す演繹(えんえき)的推理。
(1) すべての M は P である。
(2) すべての S は M である。
ゆえに,
(3) すべての S は P である。
のように,結論の主語 S(小概念)を含む前提(2) を小前提といい,結論の述語 P(大概念)を含む前提(1) を大前提という。
問49/エ
ア 円グラフ
イ レーダチャート
ウ 折れ線グラフ
エ ○
問50/ア
年代の10年ごとにメモリ容量は10倍になっている。横軸の年代の目盛りに対し,縦軸のメモリ容量を常用対数 log10 の目盛りにした片対数グラフにすると,一定の割合で増える右上がりの直線となる。
問51/エ
RSA は,(Ronald) Rivest氏,(Adi) Shamir氏,(Leonard) Adleman氏の3人が1978年に開発した公開かぎ暗号方式。RSA暗号を解読するには非常に大きな整数を素因数分解する必要があるため,高速なコンピュータを用いてもその解読は難しい。
問52/ウ
公開かぎ暗号方式による通常の暗号化は,受信者の公開かぎで暗号化し,受信者の秘密かぎで復号する。
問53/ウ
人事情報などは個人情報保護(プライバシー)の問題がかかわるので閲覧者を制限する。
問54/ア
文字種とけた数を仮定してみると分かりやすい。例えば0~9の10種類の数字を用いる4けたのパスワードは,104 パターン(M=10,N=4)となる。
問55/エ
携帯用パソコンは盗難・紛失のおそれがある。したがって,盗難・紛失時に他の人に悪用されないような工夫が必要であり,その点からア・イ・ウは不適当。
問56/イ
ア・ウ・エは間接的損失。
問57/ア
ISO9000シリーズは,モノやサービスの供給者に対する品質管理(quality management)システム・品質保証システムの国際規格。顧客に代わって第三者機関が,供給者の組織・体制を監査して認証を与える。作業手順の明文化,責任・権限の明確化,作業記録の管理などの特徴を持つ。
問58/イ
プロポーション(proportion)......比率,釣り合い,調和。
問59/ウ
Unicode は,1つの体系で多国語処理を可能にしようとする文字コードセットで,世界の主要な言語のほとんどの文字を収録している。Unicode 1.1 (UCS-2) は 16ビットですべての文字を表現しようとする。
問60/イ
丸付き数字やローマ数字は機種依存文字であり,他のOSでは正しく表示されないことがある。
問61/ア
PPMマトリックス図は,市場占有率と市場成長率を軸にしてあらわした市場分析技法。この問いでは各売上高を円の大きさで表している。
問62/イ
ベンチマーク(benchmark)は,(測定・価値判断の)基準点。経営管理用語の「ベンチマーキング」は,経営や業務においてもっとも優れた実践方法を探し出し,自社とのギャップを分析してプロセス変革を進める手法。数値評価をおこなうことで判断に客観性をもたせ,社員に具体的な目標を与えることができる。
問63/イ
データウェアハウスについては,問20の解説を参照。大量データの分析には特定のスキルが必要となるため,アナリスト(分析家)がある程度のデータ抽出・分析を終えた後の加工済データを利用者に提供することがある。このサブセット(部分集合)データベースを,データマートと呼ぶ。
問64/エ
利益=売上高-(変動費+固定費)。販売数をNとおくと,
3,000,000 = 800×N - (500×N + 360,000)
これを解いて,N=11,200
問65/イ
ア 自己資本比率は高いほど堅実性がある
イ ○
ウ 棚卸資産回転率はその値が低いほど棚卸資産が過大で販売活動の不振,在庫管理費用の増大を意味する
エ 流動比率はその値が高いほど短期の支払い能力がある。
問66/エ
銀行からの借入,社債,コマーシャルペーパ(無担保の短期約束手形)は,いずれも期限までに返済しなければならないが,新株発行により調達した資金は自己資本であるため返済の必要はない。
問67/ウ
先入先出法(先に仕入れたものから先に売る)ので,期末有高=12個の内訳は,
期首有高分:2個×10千円
4月仕入分:1個×11千円
6月仕入分:2個×12千円
7月仕入分:3個×13千円
9月仕入分:4個×14千円
これを合計して,150千円。
問68/イ
A→B→C→E ...... 9日間。クリティカルパス(CP)
A→B→D→E ...... 7日間。CP上にないB→D→Eの経路で2日間の余裕
A→C→E ...... 8日間。CP上にないA→Cの経路で1日間の余裕
よって,Dの余裕時間は2。
Dの最早結合点時刻 = Bの最早結合点時刻 + B→Dの作業時間 = 2+3
Dの最遅結合点時刻 = Eの最遅結合点時刻 - D→Eの作業時間 = 9-2
問69/エ
散布図(イ)は,問71の問題文と図を参照。
管理図(ア),特性要因図(ウ),パレート図(エ)は,問70の問題文と解答群を参照。
問70/ウ
ア 特性要因図
イ 管理図
ウ ○ ヒストグラム
エ パレート図。問69の問題文も参照
問71/イ
ア WとZの間には負の相関がある
イ ○
ウ XとZの間に相関はみられない
エ YとZの間には2次関数の関係がみられる
問72/ウ
期待売上高×確率の合計を求めればよい。
110×0.25 + 115×0.5 + 120×0.25 = 115
問73/イ
原料Pに関する式。製品Aでは4トン,Bでは8トン必要で,Pの総量は40トン。
4X + 8Y ≦ 40
原料Qに関する式も同様。
9X + 6Y ≦ 54
製品の生産量は負の数にできない。
X≧0,Y≧0
利益に関する式。
2X + 3Y → 最大化
問74/イ
MRP(資材所要量計画,Material Requirements Planning)は,生産計画を前提として,部品の総所要量,正味所要量,資材発注量を見積もる手法。生産計画・部品表・在庫といった情報を利用することで,論理的かつ正確に資材管理をおこなうことができる。
問75/ア
製造会社にとって,何を・どれだけ・いつまでに生産するのか,に関わる情報が必要となる。これに該当するのは,在庫情報とPOS(販売時点情報,Point of Sales)である。
問76/エ
B to C ......企業対個人の商取引 (Business to Consumer)
B to B ......企業間の商取引 (Business to Business)
G to B ......政府と企業のやりとり (Government to Business)
バーチャルモール(インターネット上の仮想商店街)は,B to C に該当する。
問77/エ
ア 公衆からの求めに応じ自動的に公衆送信を行うこと(いわゆるリクエスト送信)を「自動公衆送信」と定義している
イ 著作権法違反となる
ウ 著作権法違反となる
エ ○
問78/エ
ア 著作物を創作した時点で権利が発生する
イ 管轄官庁は文化庁
ウ 著作者の死後50年まで
エ ○
問79/イ
ア 特許権,実用新案権
イ ○ 不正競争防止法
ウ 著作権
エ 著作権
問80/ウ
ソフトウェアパッケージの購入によって,そのソフトに対する全面的・独占的な権利を購入したわけではなく「ソフトを使用する権利を購入しただけ」であるという契約が,使用許諾契約である。