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平成17年(秋)初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成17年10月16日

問1/ア
ア ○
イ 1命令の実行には複数クロックが必要なので,周波数の逆数が命令数にはならない
ウ CPUだけでなく,メモリ,ディスクなど他の装置も関わってくる
エ 同上
問2/ウ
ア アクセス時間 = シーク時間 + サーチ時間 + データ転送時間
イ サーチ時間 データ先頭位置までディスクを回転させる
ウ ○ シーク時間 目的のシリンダまでヘッドを動かす
エ データ転送時間 データを読み込み転送する
問3/ウ
ソフトウェアの格納 390+250+350=990MB
実行時 100+150=250MB(ソフトウェア1,2は同時に使わないため大きい方をとる)
データ格納用 10MB
合計 990+250+10=1250MB
問4/ア
ア ○
イ ディスク当たりのシリンダ数が含まれていない
ウ 処理装置における前処理・後処理時間は含まれない
エ 位置決め時間は,データ転送速度ではなくアクセス時間に影響を与える
問5/エ
ア 光磁気ディスク (MO: Magneto-Optical disk)
イ ハードディスクやフロッピーディスク
ウ CD-RW
エ ○ CD-R
問6/ウ
30Gバイト超の容量で,世代管理は行わなくてよいのなら,ハードディスク(HD)でよい。
問7/ウ
1画素あたりの色数=256色=28色=8bit/画素=1バイト/画素 なので,
1バイト×(300×103)画素×30フレーム/秒 ×60秒 = 540万Mバイト
問8/ウ
フラグメンテーション=断片化。
ディスクへの書き込み,削除の繰り返しによりファイルの配置が不連続になり読み出しに時間がかかるようになる。
そのためデフラグを行い,ディスク内のファイルを再配置し,ファイルの分割状態を解消させ,また連続した空き領域増やす。
問9/イ
スワッピングが多発する理由は,メモリ容量不足が原因。解消のためには主記憶(メモリ)を増設する。
問10/ウ
カンマ区切りの値 (CSV: Comma Separated Value) を指す。
問11/イ
ア 先頭の ../ が不要
イ ○ 相対パス指定と呼ぶ
ウ 先頭に / を付加して,絶対パス指定にすれば正しい
エ 先頭に ../ を付加すると,相対パス指定になる
問12/ア
各クライアントにインストールした専用ソフトのバージョン管理や再インストールの手間を軽減できる。
問13/イ
ア クライアントサーバ方式は,ハードウェアの組合せではない
イ ○ サービスを受けるプロセスがクライアント機能,提供するプロセスがサーバ機能
ウ 水平機能分散システム
エ 垂直機能分散システム
問14/イ
ホットサイトは,待機系システムにバックアップやデータの更新情報を転送しておき,障害時には待機系システムで即座に業務処理を継続できる方式である。
問15/ウ
どちらか一方が稼働していればよいシステムは,並列システムとして計算。
(1-(1-0.9)×(1-0.9)) = 0.99
2台とも正常に動作しなければならないシステムは,直列システムとして計算。
0.9 × 0.9 = 0.81
よって,0.99 - 0.81 = 0.18
問16/イ
磨耗ということから,電子的な信号のやりとりだけでなく,機械的な動作(ディスク回転,アクセスアーム移動)をともなう磁気ディスクと考えられる。
問17/ウ
ア ディレクトリサービス
イ NATまたはIPマスカレード
ウ ○ DNSサーバの役目はホスト名とIPアドレスの対応付けを行うこと
エ DHCP
問18/ア
ア HTML
イ HTTP
ウ URL
エ ○ MIME(多目的 電子メール拡張: Multipurpose Internet Mail Extensions)
問19/ウ
ア プリントサーバ上の印刷キューを利用する
イ プリントサーバにインストールされたドライバをダウンロードできる
ウ ○
エ IPアドレスが必要
問20/イ
リポジトリ(repository)は,貯蔵庫・宝庫という意味の言葉。
おもに,複数のメンバでソフトウェア開発をおこなうなどの環境で,設計情報やプログラム情報を一元的に管理するデータベースのことを指す。
この問いでは,データベース自身の定義情報(メタデータ)が適切。
問21/イ
エージェント指向はオブジェクト指向より進んだ設計思想で,自律・協調・学習機能などをもつモジュールでシステムを構築する。agentとは代理人のこと。
問22/ア
ア ○ インタプリタ方式では命令を機械語に翻訳しながら実行するので遅い
イ 言語処理方式とは無関係
ウ コンパイラ方式についての説明
エ 対話的実行環境向きである
問23/イ
ア セキュリティを高めるため許されていない
イ ○ これによりマルチプラットフォームが実現されている
ウ アーキテクチャの相違をJava仮想マシンが解決するので再コンパイルは不要
エ Java AppletはWebブラウザ上で動作するが,JavaアプリーケーションではWebブラウザは不要
問24/エ
XML (eXtensible Markup Language) の説明文。
問25/エ
データの整列を行う場合には,ソート範囲の指定,ソートキーの指定が必要となる。
本問題では1行目は見出し行のため,ソート範囲から省かなくてはいけない。
よって,ソート範囲の選択セルはA2~E100となる。
また,在庫金額の大きいものから並べ替えるように指定されているため,ソートキーは列Eで,降順に並べ替える必要がある。
問26/イ
整数部(A5/E$1)という関数は,商品コードを10000で割った商,つまり商品コードの上位2桁を求めている。
この値が,IF文の条件として10以上かつ70以下であれば"○"が,そうでなければ"×"が結果として返される。
以上より,商品コードの上位2桁(大分類)が範囲に収まっているかどうかの検査ということがわかる。
問27/ア
アプリケーションサーバによってシステムのスケーラビリティ(拡張性)が向上する。
問28/エ
ア ASP (Application Service Provider) アウトソーシングのサービスのひとつ
イ EDI (Electronic Data Interchange) 電子データ交換
ウ ERP (Enterprise Resource Planning) 企業の経営資源を統合的に管理する手法
エ ○ EUC (End User Computing)
問29/ウ
ウォータフォールモデルでは,分析・設計・実装・テスト・運用の順序で前の工程に戻らないように各工程の成果物を厳密に検査する。
ア・イ・エの対応は,システムの品質維持・安全稼働をするうえで大いに問題がある。
問30/イ
ア ウォータフォールモデル
イ ○ プロトタイピング
ウ 成長モデル
エ スパイラルモデル
問31/エ
ア 複数のデータフローが流れ出ても問題ない
イ 同一のプロセスに流入しても問題ない
ウ ファイル同士はデータフローで結合できない
エ ○ DFD (Data Flow Diagram) の正しい記法
問32/エ
E-R図では,四角形が実体(Entity),菱形は関連(Relationship)を表す。
問33/ア
方式にのっとり計算すると,
(7×1)+(3×2)+(9×3)+(4×4)=56
56÷11=5 余り1
11-1=10 1の位は0
よって,1の位に0がつけられた73940が正解。
問34/ウ
単体テスト→結合テストは開発部門で行われるテスト。
システムテスト→運用テストがユーザー部門が参加するテスト。
問35/エ
グラフから,未消化のテスト項目が減っていないのに,不良摘出件数が多いことがわかる。
これは,前行程の単体テストが不十分であり,そのしわ寄せがこの結合テストに影響しているのだと解釈できる。
問36/エ
PERT図の問題である。クリティカルパスは A→D→H→K となり,10+7+6+8=31
問37/ア
システムインテグレーションサービスでは複数ベンダの製品を統合し,システムの開発から運用・保守まで一貫して請け負う。
したがって,イ,ウ,エのように部分的な作業を請け負うサービスは誤りである。
問38/ア
ア ○
イ 運用は簡素化する
ウ 障害の復旧は情報システム部門で行う
エ 利用部門の運用負荷は減少する
問39/エ
機器を特定するにはその設置場所が最も重要である。
問40/ア
イ,ウ,エはいずれもセキュリティ上の脅威となる。
問41/ウ
ア 自動電圧調整装置(Automatic Voltage Regulator)。電圧を安定させる交流安定化電源
イ 定電圧・定周波数の電源装置(Constant Voltage Constant Frequency)。電圧・周波数を安定化した電源のこと
ウ ○ 無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)
エ 「システム終了に必要な時間だけの電源供給が目的」ではない
問42/ウ
ア 期待した処理速度が確保できているか検査するテスト
イ 何度プログラムを実行しても,条件が同じであれば同じ結果が得られるかをテスト
ウ 〇 退行テスト(レグレッションテスト)
エ プログラムに本来想定されていなかったエラーが発生した際に,エラーに対応して実行される処理をテスト
問43/ウ
ア 重要度の高い変更依頼から行う
イ 常に全社員に連絡するのは好ましくない
ウ ○
エ 深夜に業務を行う企業・利用者もあるため「必ず深夜」とは言えない
問44/ア
ア 〇 割合の比較をする場合は円グラフか帯グラフが適切
イ 数値の連続的な変化をあらわすグラフ
ウ 相関のあるデータを分析し,傾向を予測して関係を調査する
エ 人口構成比を見るのによい
問45/ア
年代ごとに10倍の関係になっており,縦軸を常用対数とすると正比例のグラフとなる。
問46/ウ
公開かぎ暗号方式は受信側が秘密かぎを保有し,送信者に公開かぎを提供し,送信者が公開かぎで暗号化したメッセージを秘密かぎで復号する。
問47/ウ
認証する側Yから送られてきたチャレンジデータを元に,認証される側Xが決められた処理を実行してレスポンスデータを生成し,それをYに送信する。
問48/ウ
CAは電子商取引などで使われる電子的な身分証明書を発行する機関である。
ア 与信限度の説明
イ 公開かぎ暗号方式の説明
ウ 〇
エ 電子署名に関する記述で認証局の役割ではない
問49/イ
パターンマッチング方式は,ウイルスプログラム内の特徴的な部分をパターンとして取り出してデータベース化しておき(パターンファイル),それを検索対象のファイル内容と照合(マッチング)する方法。
問50/ウ
ア 部外者からの警告でシステム管理者に相談もなく,勝手に処理を行わない
イ アップグレードしなければならない
ウ 〇
エ システム管理者からの指示にしたがってパッチの適用を行う
問51/ウ
ア コールバックは,通知されたあるいは事前に登録された加入者番号に対して,サーバ側から折り返し発信をし直す技術
イ 伝送区間ごとに暗号化を行うことはできない
ウ ○
エ 無線LANは有線LANよりも盗聴されやすい
問52/エ
ア インターネット上のホスト名・ドメイン名とIPアドレスを対応させるシステム
イ 1つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術
ウ 伝送媒体やプロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を可能にする機器
エ 〇 ファイアウォール
問53/エ
リスク対策の実施は権限と機能を各部門にゆだね,全体管理は経営層に直結したリスク管理部門が行う。
問54/ア
個人情報保護に関するコンプライアンス(法令順守)・プログラムの作成指針および作成手順は,コンピュータにおいては実践遵守計画とも言う。
JIS Q 15001では事業者が自ら保有する個人情報を保護するための方針,組織,計画,実施,監査および見直しを含むマネジメント・システムと定義している。
問55/ア
ア ○
イ 経営者が設定しなければならないということはない
ウ 権限は委譲してもよい
エ 後工程への進行を止める必要はない
問56/ウ
ア マネジメントレベルに報告する
イ 社内監査も行う
ウ 〇
エ 自社社員のみならずプロジェクト全員に伝える
問57/エ
ア EJB (Enterprise JavaBeans)
イ OLAP (OnLine Analytical Processing)
ウ グループウェア
エ ○ CORBA
問58/ウ
文字や数字などのデータを二次元の図形パターンとして物体の表面や紙面に刻印・印刷する技術。また,その方式を定めた規格。
ア 読み取りは2方向から行われる
イ エラー訂正機能も備えている
ウ 〇
エ マトリックス式は水平のタテ・ヨコ2方向で,360度どの向きからも読み取れる。
問59/ウ
ア BMPはデータを圧縮しない
イ GIFは元の画像を完全に復元できる
ウ ○
エ MPEGは動画を対象としている
問60/ア
a-エ,b-ウ,c-ア,d-イ(ロイヤルティ=ブランドへの忠誠心)
問61/ウ
ア 成長期,イ 衰退期,ウ 成熟期(市場飽和期),エ 導入期
問62/ウ
a 発注書,b 注文請書 c 検収書 d 請求書
問63/イ
ア,ウおよびエは,財務会計の説明
問64/イ
営業利益(B5) = 売上高(B2) - 売上原価(B3) - 販売費及び一般管理費(B4)
経常利益(B7) = 営業利益(B5) + 営業外損益(B6)
税引前当期純利益(B9) = 経常利益(B7) + 特別損益(B8)
問65/ウ
ア 損益分岐点は低くなる
イ 損益分岐点は低くなるが,1/2になるとは限らない
ウ ○
エ 損益分岐点は低くなる
問66/ウ
期首から期末の間に8個が出庫されているが,この8個は期首在庫から充当される。
(2×10)+(1×11)+(2×12)+(3×13)+(4×14)=150
平成16年春シスアド午前問67と同一問題
問67/イ
アローダイヤグラムは,工程の順序を明確にするために使用される。
問68/エ
パレート図(ABC分析)の設問である。
平成16年春シスアド午前問69の類似問題
問69/ウ
ア 特性要因図
イ 管理図
ウ ○ ヒストグラム
エ パレート図。問68の問題文も参照
平成16年春シスアド午前問70と同一問題
問70/イ
散布図は,2つの変数をそれぞれ横軸・縦軸におき,両者の関係を調べるもの。
問71/ウ
KJ法はブレーンストーミングと情報のグループ化が特徴である。
問72/エ
サービスの待ち時間を解析するのは,待ち行列理論である。
問73/エ
ラインのサイクルタイム(製品が繰り返し生産される出力間隔)は,作業時間が最も長いC=13単位時間となる。
A・Bの作業はCよりも短く,Cと同時平行して動作できる。
問74/ア
製造会社にとって,何を・どれだけ・いつまでに生産するのか,に関わる情報が必要となる。
これに該当するのは,在庫情報とPOS(販売時点情報,Point of Sales)である。
問75/エ
ア CAD (コンピュータ支援設計: Computer Aided Design)
イ CIM (コンピュータ統合生産: Computer Integrated Manufacturing)
ウ EOS (電子発注システム: Electronic Ordering System)
エ ○ POS (販売時点情報: Point of Sales)
問76/エ
ア 業務として作成したプログラムの著作権は,従業員個人ではなく会社にある
イ 私的な改変は認められている
ウ 私的な複製は認められている
エ ○ 「使用」に関する許諾であり,複製に関する許諾ではない
問77/エ
ソフトウェアの著作権は,直接開発した人・組織に帰属する。
このため,ソフトウェア開発を発注する場合は,著作権の帰属を含めて契約する。
問78/エ
ア 著作物を創作した時点で権利が発生する
イ 管轄官庁は文化庁
ウ 著作者の死後50年まで
エ ○
平成16年春シスアド午前問78と同一問題
問79/ア
ア ○
イ 労働時間は,雇用主が指示する
ウ 雇用主との間にのみ雇用関係がある
エ 雇用主の指揮命令を受けて仕事を行う
問80/ア
ア 個人情報の保護に関する法律 第16条
個人情報取扱事業者は,あらかじめ本人の同意を得ないで,前条の規定により特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて,個人情報を取り扱ってはならない。