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平成20年(秋)初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成20年10月19日

問1/ウ
ア UV-EPROM(UltraViolet-ray Erasable Programmable ROM)は,紫外線で全内容の消去ができる
イ SRAM(Static RAM)は,高速であり,キャッシュメモリなどに用いられる
ウ ○ フラッシュメモリは,ブロック単位で電気的に消去できる
エ DRAM(Dynamic RAM)は,周期的にデータの再書き込み(リフレッシュ)が必要
問2/ウ
ア ディレクトリとは(フォルダとは)各ファイルの格納位置情報を論理的にまとめた目次のようなもの。ディレクトリ内の各ファイルは物理的に連続した領域に格納されるわけではない
イ 各ファイルを複数の領域に分散するほどアクセスアームの移動距離は長くなる
ウ ○ シークとは(seek)磁気ディスクのアクセスアームをディスクの内周や外周へ移動する操作。参照頻度の高いファイルを連続した領域に格納することでアクセスアームの移動距離は短くなる
エ アの解説を参照
問3/イ
外周700トラックと内周800トラックとで記録容量が異なる磁気ディスクに関する出題。内周の方が記録容量が少ない。
((500バイト/セクタ × 300セクタ/トラック × 700トラック)+(500バイト/セクタ × 250セクタ/トラック × 800トラック))×2面
=(105+100)バイト×10の6乗×2面 =410Mバイト
問4/ウ
ア 磁気ディスクの説明文
イ DRAMの説明文。問1の解説を参照
ウ ○ 光ディスクの説明文
エ 磁気テープの説明文
問5/イ
24ビットのカラー情報とは,1ピクセル(画素)あたり3バイトのカラー情報ということ。
よって,2Mバイト÷3バイト/pixel ≒ 666Kピクセル のサイズまではこのカラー情報で表示可能である。
ア 600×400=240Kピクセル
イ ○ 800×600=480Kピクセル
ウ 1000×800=800Kピクセル。上記の666Kピクセルを越えたので,この解像度は不可
エ ウより高解像度なので不可
問6/イ
ドットインパクトプリンタとは,金属ピンを並べた印字ヘッドをインクリボンに叩きつけ,その物理的衝撃によってインクを紙に転写するプリンタ。このような方式をとるためカーボン紙による2枚複写印刷が可能だが,その他の解答群(インクジェットプリンタ,感熱式プリンタ,レーザプリンタ)はすべて物理的な圧力を用いていない。
問7/エ
ア 排気ファンと吸気ファンを離して設置し,筐体内部全体をめぐる空気の通り道を設けると冷却効果が向上する
イ 磁気ディスク装置内部はほぼ真空
ウ ヒートシンクは冷却のための金属部品。体積に比べて表面積が大きいほど放熱効果が高い
エ ○ ファンレスPCとは,自然対流や電子冷却などを利用して冷却を行うもの
問8/エ
ア ショートカットキーの説明文
イ ファイル共有機能・排他制御・アクセス許可管理の説明文
ウ ショートカットアイコンの説明文
エ ○ シェルとは,入力コマンドを解釈して,対応する機能の実行をOSに指示するプログラム
問9/イ
メモリリークとは,実行中のプログラムのバグが原因でメモリ資源が次第に食いつぶされ,使用可能な空きメモリが減少していってしまう異常のこと。
ア メモリリークと磁気ディスク媒体とは無関係
イ ○ メモリリークによる被害を少なくするために,定期的なシステム再起動は有効
ウ メモリダンプの採取は原因究明のために有効。メモリリークの被害を少なくはできない
エ 複数のアプリを同時起動すると,メモリリークによる被害をこうむるアプリが多くなる
問10/エ
プログラム実行時に十分な実記憶容量が確保できないため,主記憶~補助記憶 間におけるスワッピング(swapping)・ページング(paging)が多発して処理効率が低下する現象を,スラッシング(thrashing)と呼ぶ。これを解決するには,主記憶を増設する,多重実行するプログラム数を減らす,などの対処が有効
問11/イ
ア コールドサイトの説明文(cold:冷たい)
イ ○ ホットサイトの説明文(hot:熱い)
ウ ウォームサイトの説明文(warm:温かい)
エ コールドサイトの説明文
問12/ウ
各営業所レベルと企業全体レベルとで処理を分散している例なので垂直分散となる
問13/エ
「電話の平均受付回数,平均対応時間などを基に,問合せに対応するサービスデスクの要員数を決定する」は,待ち行列モデルの典型的な適用事例
問14/ウ
ア アクセスタイムは,文字どおり時間(タイム)を表す用語であり仕事量ではない
イ オーバヘッドとは,本来の目的以外に費やされてしまうコンピュータの各種資源
ウ ○ スループットとは,一定の時間内にシステムによって処理される仕事量
エ ターンアラウンドタイムは,アの解説を参照
問15/エ
ア 稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)。MTTRはMTBFに対して無視できるほど小さい,という前提条件より,稼働率=MTBF/MTBF=1.0,すなわちMTBFの値にかかわらず稼働率は100%となる
イ エの解説を参照
ウ アの解説を参照
エ ○ 故障発生率=1/MTBF なので(故障率はMTBFの逆数)
問16/ア
バスタブ曲線とは,時間経過による故障率の変化を表したもので,初期故障期,偶発故障期,摩耗故障期,の3つに分類できる
問17/エ
ア DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
イ UDDI (Universal Description, Discovery and Integration)
ウ NAT (Network Address Translation)
エ ○ DNS (Domain Name System)
問18/エ
ア HTML (HyperText Markup Language)
イ HTTP (HyperText Transfer Protocol)
ウ URI (Uniform Resource Identifier)
エ ○ MIME (Multipurpose Internet Mail Extension)。多目的インターネットメール拡張
問19/ウ
チェーンメールとは,不特定多数への転送をうながして蔓延するいたずらメールの一種
問20/ウ
ア 印刷要求のキュー(待ち行列)は,クライアントではなくプリントサーバに置ける
イ プリンタドライバは,プリントサーバからダウンロードしてPCにインストールできる
ウ ○ プリントサーバが共有資源であることをプリントサーバに定義しておく
エ プリントサーバには適切なIPアドレス設定をする必要がある
問21/イ
データウェアハウスとは,時系列に収集された大量のデータが整理・統合して蓄積された,主として参照中心の大規模データベースのこと。OLAP(オンライン分析処理)・意思決定支援などに利用される。
従来からあるデータベースが,更新(update)・削除(delete)を頻繁におこなうOLTP(オンライントランザクション処理)で利用されるため,この対比として用いられることが多い。
問22/エ
ア エの解説を参照。インタプリタは一般的に大規模なプログラムの作成には向かない
イ インタプリタでは,コンパイラにおけるような目的プログラムは生成されない
ウ インタプリタは会話型処理に向く
エ ○ インタプリタ方式は,1行ずつ翻訳しながら実行するので処理時間がかかる
問23/エ
ア Smalltalkは1970年代に開発された。デバッガなど統合開発環境やOSの機能などを含む
イ C++は,C言語にオブジェクト指向の概念を取り入れ,Cとの上位互換性をもつ
ウ HTMLはWebで用いられているマーク付け言語。タグによって文書の構造を記述する
エ ○ Javaはオブジェクト指向言語の一つでブラウザで動作するアプレットが作成できる
問24/ア
ア ○ SGML (Standard Generalized Markup Language)の説明文
イ XHTML (eXtensible HTML)の説明文
ウ MIDI (Musical Instrument Digital Interface)の説明文
エ ISO/IECで規定された SPDL (Standard Page Description Language)の説明文
問25/ウ
表計算ソフトを使用してフィボナッチ数列(数列の前2者の和)を求めようとしている問題。セルA3にはA1+A2の値,セルA4にはA2+A3の値,セルA5にはA3+A4の値が入るように,セルA3の計算式を選べばよい。セルA3の計算式をセルA4以降に連続複写したとき,前述のとおり,それにつれて行の値が変わらなければならないので,複写元のセルA3の計算式では,行の値の指定を相対参照する必要がある。
問26/イ
ア アドオンとは,ソフトウェアに追加される拡張機能
イ ○ カスタマイズとは,利用者の環境や要求などに合わせて,ソフトウェアパッケージの機能の一部を変更すること
ウ リファクタリングとは,プログラムの外部的振る舞いを変えることなく,理解や修正が簡単になるように内部構造を改善すること
エ ローカライズとは,ソフトウェアをある別の国の言語・慣習に対応させること
問27/ア
ア ○ EUC(エンドユーザコンピューティング)では,業務に必要な情報に利用者自身が直接アクセスし,参照したり,加工したりする
イ EUCでは,情報システム部門のバックログが減る
ウ EUCでは,情報システム部門の開発要員の増加を抑制できる
エ EUCでは,利用者自身が主導してアプリケーションを開発する
問28/ア
ア ○ プロトタイピングモデルの説明文。プロトタイプとは,ユーザに見てもらう試作品
イ 成長モデルの説明文
ウ スパイラルモデルの説明文
エ ウォータフォールモデルの説明文
問29/エ
英大文字は26種類,数字は10種類なので,26×26×26×10×10×10=17,576,000
問30/イ
ア 数値項目・文字項目に関係なく,関連性のある項目をひとまとめにレイアウトする
イ ○ 出力帳票の設計方針として,帳票に統一性を持たせるレイアウトのルールを決めておく
ウ 一般的に,数値項目は右詰め,文字項目は左詰めで配置して印字する
エ プログラムの分かりやすさではなく,利用者の分かりやすさを考慮してデー項目を配置する
問31/エ
ア 商品数が多いので手作業ではきわめて非効率
イ 1000社超を相手にしているA社にカスタマイズ依頼すると「品目の変更にも即応したい」というニーズを満たすのが難しい
ウ 「各取引先が注文する品目の日々の変更は少ない」ため全件検索はあまり効率的でない
エ ○ 取引先自身が自社向けに商品一覧をカスタマイズすれば「品目の変更にも即応」できる
問32/エ
ア 他の値を入力すべきときは当然,既定値を変更する
イ 直前の利用者が指定した値が,その後も頻繁利用されるとは限らない
ウ デフォルト値の表示位置は,対応する入力欄そのものにした方が入力効率が良い
エ ○ 頻繁に使用される値がある場合は,それをデフォルト値(既定値)とする
問33/ア
入力データがあらかじめ決められた数種の値だけの場合には,候補一覧から選択する入力方式(リストボックス)を採用するのが適切である。イ~エは,値を自由にキーボード入力できる方法を採用する。
問34/ウ
テストデータの作成に際して,外部仕様に基づく/同値分割の技法を使用する/入力と出力の関係によるのは,ブラックボックステスト。内部構造に基づいてテストデータを作成するのは,ホワイトボックステスト
問35/ウ
単体テスト(Unit testing) →結合テスト(Integration testing) →システムテスト(System testing) の順
問36/イ
テストを開始してしばらくした時点からバグは次々と発見されるようになる。デバッグが順調に進んでソフトウェアの品質が固まってくると,バグ検出数は徐々に減少して収束に向かう。よって,信頼度成長曲線はS字型の曲線となる。
問37/エ
クリティカルパスとは(critical path:最長経路・臨界経路),プロジェクトを構成する工程において,開始から終了までをつなぐ最も時間のかかる経路のこと。このPERT図におけるクリティカルパスはA→B→E→H→Jとなり,最少所要日数は2+2+2+2+4=12日間となる。
問38/ウ
外部設計書作成は,進捗率100%ですでに完了しているため除外。
今後の作業がこれまでどおりの生産性で完了まで進められるとすると,
内部設計書の完了までの総作業工数は,350÷0.7=500人日,
したがって,内部設計書作成は今後,500-350=150人日の工数が必要。
同様に,プログラム設計書の完了までの総作業工数は,270÷0.3=900人日,
したがって,プログラム設計書作成は今後,900-270=630人日の工数が必要。
よって,すべての設計書を完成させるためには今後,150+630=780人日が必要。
問39/ア
ア ○ 2週間ごとのフルバックアップに加え,毎日差分バックアップを行うことで,前日の状態までには復旧できる
イ 障害時に消失するメールデータの範囲を分散しただけで,現状のまま,2週間以内の電子メールが回復できない
ウ ミラーリングを構成する2台のハードディスクで同時に障害が起きた場合は,現状のまま,2週間以内の電子メールが回復できない
エ ハードディスク障害が起きたら,元データとバックアップを両方とも失うことになる
問40/ウ
会議室予約システムは,リアルタイム更新するので,複数サーバで整合性を維持するのは難しい。単一サーバに配置するのが適切である。
商品カタログシステムは,画像情報を含む大量のデータを定期的に更新するため,単一サーバでは負荷がかかりすぎる可能性がある。リアルタイム更新は要求されないので,複製機能を使って複数サーバに配置するのが適切である。
問41/ウ
ア 保守承認者による承認を得た後に,本稼働中のライブラリにプログラムを登録する
イ 変更内容が簡単であっても本稼働用のライブラリを直接更新してはならない
ウ ○ 保守作業が完了しないまま放置されるのを防ぐためにも,保守の完了を記録する
エ 保守作業担当者によるテストが終了した時点で完了とはならない。アの解説を参照
問42/イ
電力(W,ワット)=電圧(V,ボルト)×電流(A,アンペア) なので,
PCとディスプレイ一対の電流量は,(200+100)W ÷ 100V = 3A
よって,20A÷3A=6台(切捨)となる
問43/イ
退行テストとは,ソフトウェアの修正や変更がほかの部分に影響していないことを確認するテスト。回帰テスト・レグレッションテスト(regression test)とも呼ばれる。
問44/ア
ア ○ カットシートフィーダをもつ小型の高速なプリンタ
イ 「高速なカットシートフィーダ」をもつ小型のプリンタ,と誤読される
ウ 「高速な小型のカットシートフィーダ」をもつプリンタ,と誤読される
エ 「小型のカットシートフィーダ」をもつ高速なプリンタ,と誤読される
問45/ア
障害要因の種類別件数の内訳を表すのにふさわしい層グラフと,総障害件数の時系列の推移を表すのにふさわしいの折れ線グラフを,組み合わせたもの
問46/ウ
ア 記憶装置とアクセス速度の関係を示すために,散布図を用いる
イ 緊急時の電話連絡の順序を示すために,連関図を用いる
ウ ○ プロジェクトの進捗悪化の原因を把握するために,特性要因図を用いる
エ 文房具購入の一連の手続を示すために,フローチャートを用いる
問47/ア
暗号文の送信者は,相手(受信者)の公開鍵を用いて暗号化を行う。
暗号文の受信者は,自身(受信者)の秘密鍵を用いて復号を行う。
問48/ウ
ア ウイルスチェックとは,電子データがウイルスが感染していないか検査するもの
イ ジャンクメールフィルタとは,迷惑メールを受信しないよう自動で振り分けるもの
ウ ○ ディジタル署名は,改ざん・なりすまし・否認の三つの防止に適用できる技術
エ ファイアウォールとは,不審な通信パケットが通過しないよう,ネットワークを流れる通信を制限するもの
問49/ウ
ア DoS攻撃とは,攻撃対象へ大量の通信要求を行いサービス継続できないようにするもの
イ 辞書攻撃とは,使われやすい単語が登録された辞書を用いてパスワードを攻撃するもの
ウ ○ トロイの木馬とは,不正な機能を組み込んだプログラムを実行させようとするもの
エ バッファオーバフロー攻撃とは,メモリ管理上の不備をついて,攻撃者の用意した不正なプログラムコードを実行させるもの
問50/エ
ア 同一の利用者IDを複数人で使用せず,各人に個別のIDを設定すべき
イ 複数の利用者IDに対して同じパスワードを設定せず,別々のパスワードを設定すべき
ウ 利用者IDの登録抹消は,廃止の届出を受理後,速やかに行うべき
エ ○ 利用者IDの権限は必要最小限にし,利用者IDを登録する対象機器も限定すべき
問51/ウ
ア コールバックではなく,発信者番号通知に関する説明文
イ 回線暗号化装置をDTE~DCE間に設置する場合,既設のハード・ソフトの変更は不要
ウ ○ 閉域接続機能は,相手先固定接続,PVC (Permanent Virtual Circuit)とも呼ばれる
エ 電波は屋外へも流れてしまうため,無線LANの使用においては十分なセキュリティ対策が必要
問52/エ
ア ネットワーク管理プロトコル(SNMP)で使われるMIB情報は,不正侵入とは関係ない
イ 不審なシステム日時変更があったなら,不正侵入が成功している恐れがある
ウ 不審なパスワード変更記録が残っていたなら,不正侵入が成功している恐れがある
エ ○ ログインの不成功記録を検査することで,サーバへの不正侵入が失敗に終わった試みの痕跡(こん跡)を発見できる
問53/エ
Webサーバが外部から侵入されてコンテンツが改ざんされた場合,これ以上の被害拡大を避けるため,まずWebサーバをネットワークから切り離す。
問54/イ
ビジネスインパクト分析とは,事業継続計画(BCP: Business Continuity Plan)を実施する最初のステップ。リスク分析をおこなって,継続させる事業の優先順位付け・許容される最大停止時間を決定する。
問55/エ
ア Online Shopping Trustマークとは,通信販売事業者の実在およびホームページ記載ルールの遵守に関する認証制度。社団法人 日本通信販売協会がおこなう
イ TRUSTeとは,米国の非営利団体であり国際的なプライバシー保護組織。個人情報取り扱いに関する認定制度を実施している
ウ プライバシーシールプログラムとは,上記TRUSTeをはじめとした関連団体が実施する,個人情報取り扱いに関する認定制度
エ ○ プライバシーマーク制度とは,個人情報の取扱いについて適切な保護措置を講じる体制を整備・運用している事業者を認定する制度。日本情報処理開発協会(JIPDEC)が運営している
問56/イ
丸付き数字やローマ数字は機種依存文字であり,他のOSでは正しく表示されないことがある。インターネットで電子メールを送る場合には,文字化けの危険性があるので使用を控える方がよい。
問57/ア
ア ○ QRコードは,位置検出要素パターン(切り出しシンボル)により読取り方向が分かる
イ QRコードは2次元バーコードであり,1次元バーコードより小さいスペースで同じ情報量を記録できる
ウ QRコードは,数字・英字だけでなく,カナ・漢字の記録が可能
エ QRコードは,バーコードを積み重ねたスタック型バーコード方式からさらに情報量を増加させたマトリックス方式を採用した
問58/イ
ア ISBNとは,国際標準図書番号のこと(International Standard Book Number)
イ ○ ITFとは (JIS X 0502),標準物流シンボルとして利用されているバーコード
ウ JANとは (JIS X 0501),標準商品シンボルとして利用されているバーコード
エ OCR-Bとは,光学式文字読取装置(OCR)専用の文字フォント
問59/イ
JPEGとGIFは静止画に,MPEGは動画に,MP3は音声に,それぞれ対応する圧縮技術規格
問60/エ
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスとは,市場占有率と市場成長率を2軸として,製品や事業の市場全体における戦略的位置づけを可視化するための図。
花形,金のなる木,問題児,負け犬,という4分類のうち,例えば「金のなる木」は,市場成長率は低いが市場占有率は高いもの,つまり,自社ブランドが確立してライバル企業の少ない製品をさす。よって,Aは市場成長率,Bは市場占有率となる。
問61/ア
ア ○ カンパニー制組織とは,事業単位に設定したカンパニーにヒト・モノ・カネを振り分け,あたかも一つの会社であるかのように大幅に権限と責任を委譲する組織体制。社内分社制の一種で事業部制組織と近い概念だが,事業部よりさらに権限委譲を進めた組織体制とされる
イ 事業部制組織とは,取扱う製品や商品群ごとに会社組織を分化させ,事業部ごとに一部または全部の間接部門を有した組織
ウ プロジェクト組織とは,プロジェクト(特定目的のために,定められた期間と資源の範囲で実施する非定常的な活動)を遂行するために参加者の役割などを明確にして編成する組織で,プロジェクトの達成後には解散されるという特徴がある
エ 持ち株会社とは,他の株式会社を支配する目的でその会社の株式を保有する会社。私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)では,「子会社の株式の取得価額の合計額の当該会社の総資産の額に対する割合が百分の五十を超える会社」を持株会社と定義している
問62/ア
ア ○ CRMとは,顧客関係管理と訳される(Customer Relationship Management)。顧客満足度を向上させるために,顧客(市場を含む)との関係を構築することに力点を置く経営手法
イ ERPとは,企業資源計画と訳される(Enterprise Resource Planning)。企業における様々な経営資源の動きを監視し,効率よく運用する手法。経理事務,営業活動,在庫管理など個々の業務で処理される情報を解析して,的確な経営判断を行う
ウ MRPとは,資材所要量計画と訳される(Materials Requirements Planning)。工場などで使われる生産計画・在庫管理の手法の一つ
エ SCMとは,供給連鎖管理と訳される(Supply Chain Management)。物流システムを企業の内部に限定することなく,物流に関連する複数の企業間で統合的な物流システムを実現することにより,経営の成果を高めることを目的とする
問63/ア
キャッシュフローとは,企業活動によって実際に得られた収入から外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れ。次の3つのキャッシュフローに区分される。
ア ○ 株式の発行による収入は,財務キャッシュフロー
イ 商品の仕入による支出は,営業キャッシュフロー
ウ 損害賠償金の支払による支出は,営業キャッシュフロー
エ 有形固定資産の売却による収入は,投資キャッシュフロー
問64/ウ
損益分岐点とは,売上高と費用がちょうど等しくなる売上高。費用は,売上に比例して増加する「変動費」と,売上に関係なく発生する「固定費」に分けることができる。変動費率は,変動費÷売上高で表される。
ア 固定費が変わらないとき,変動費率が低くなると損益分岐点は低くなる
イ 固定費が変わらないとき,変動費率の変化と損益分岐点売上高の変化は連動するが,その連動は必ずしも正比例とはいえない
ウ ○ 損益分岐点売上高は,固定費と変動費の和に等しい。
エ 変動費率が変わらないとき,固定費が小さくなると損益分岐点は低くなる
問65/エ
前月からの繰越在庫と当月の購入状況を古いものから順に並べる。
・10個×単価100円
・40個×単価120円
・30個×単価140円
・10個×単価110円
先入先出法(先に仕入れた商品を先に売る)なので,5日の30個払出し・30日の30個払出しで,合わせて次の評価額の商品が払出しされたことになるため,
・10個×単価100円
・40個×単価120円
・10個×単価140円
当月末に残った在庫の評価額は次の値の合計になる。
・20個×単価140円
・10個×単価110円
問66/ウ
ア 有価証券評価損とは,期中に購入した有価証券の時価が期末に下落している場合の処理
イ 商品評価損とは,仕入れた商品の時価が期末に下落している場合のしょり
ウ ○ 棚卸減耗損とは,実地棚卸数量が帳簿数量に満たない場合の処理。混同しやすい棚卸差損とは,商品の陳腐化等による商品価値の下落に用いる勘定
エ 減価償却費とは,有形固定資産を減価償却する場合の科目。定額法,定率法,級数法,生産高比例法がある。
問67/ウ
現場改善の5Sとは,整理・整頓(整とん)・清掃・清潔・躾(しつけ)を意味する,各用語のローマ字表記の先頭文字Sを並べたもの
問68/ウ
ア 散布図とは,2変数を縦軸と横軸にとり,2変数の相関関係を示したもの
イ パレート図(累積度数分布図)の説明文。棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたもの
ウ ○ ヒストグラム(柱状図)の説明文
エ 特性要因図の説明文
問69/イ
ア PERT図とは,作業の前後関係を矢印で表現したネットワーク図。日程計画に役立てる
イ ○ 管理図とは,中央線と上下一対の限界線を引いて,不良や異常を検出するもの
ウ パレート図(累積度数分布図)の説明文。問68の解説も参照
エ 特性要因図とは,原因と考えられる要素との関係を魚の骨のような図に整理したもの
問70/イ
系統図は,目的に対して手段・方策をツリー状に図示して最適な手段を提示するもの。
散布図・特性要因図・パレート図については,問68・問69の解説を参照。
問71/イ
線形計画法とは(LP: Linear Programming),変数と制約条件と目的関数を設定し,制約条件を満足しつつ目的関数が最大となる変数を求めるもの。
題意より,製品Aの生産量をX,製品Bの生産量をYとする。
XとYは0以上なので,X≧0,Y≧0 となる。これを暗黙の条件と呼ぶ。
原材料Pは40トンしかないので,Pの制約式は 4X+8Y≦40 となる(≦を用いるのはPが余ってもよいことを意味する)
同様に,原材料Qの制約式は 9X+6Y≦54 となる。
目的関数は,製品A・Bの合計の利益なので,2X+3Y→最大 となる。
よって正解はイ。
問72/ウ
生産工学(IE: Industry Engineering)の工数計画の問題である。
準備作業A~Eについて,それぞれ標準担当者人数×所要日数を求めて合算する,これが全体の工数となる。
(2人×5日)+(2人×5日)+(3人×10日)+(2人×5日)+(5人×10日)=のべ110人日
最初の20日は1人のみだったので,実施した準備作業は 1人×20日=20人日。
残りの準備作業を,残りの準備日数で完了する必要があるので,
(110人日-20人日)÷(35日-20日) = 90人日÷ 15日 =6人(選択肢ウ)となる。
問73/ウ
ア 短サイクル計画とは,需要変化に対してサイクルタイムを動的に変化させて生産するもの
イ ロットとは,製品を生産する際の1回のグループ単位のこと
ウ ○ JIT(Just-in-Time)生産方式の説明文。同期生産方式とも呼ぶ。
エ かんばん方式は,JITの実現方法の1つ。
問74/ウ
定量発注方式における発注量の計算問題である。
安全在庫(量)とは,需要の変動等に備えて必ず保有すべき在庫数量。
発注点とは(発注点在庫とは),この値を下回ったら発注を行うという在庫数量。
発注してから納入されるまでに消費される量は,一日あたりの平均消費量×調達期間で求められる(50個×5日=250個)。これに安全在庫30個を加えた,250+30=280個が発注点。
問75/エ
ア CALSとは(キャルス),製品やサービスのライフサイクル(設計/製造/調達/決済)に関わるやりとりをネットワーク上で行なうもの。公共団体の電子入札等に使用されており,時代によってその概念が拡大されてきた。G2B(G-to-B:Government-to-Business,政府~企業の電子商取引)の代表例
イ Web-EDIとは,Web・インターネット・IP網を利用した企業間の電子データ交換(Electronic Data Interchange)。B2B(B-to-B)の一例
ウ バーチャルカンパニーとは,複数の企業群が契約や情報交換により緩やかに結びついてあたかも1つの企業体として活動する形態。B2Bの一例
エ ○ バーチャルモールとは,仮想商店街を指す。B2C(B-to-C: Business-to-Consumer:企業~顧客の電子商取引)の代表例
問76/イ
ア 解説イを参照
イ ○ 情報伝達規約とは,通信回線を介した接続方法,TCP/IP,JCA手順などの通信方法を定めたもの
ウ 業務運用規約とは,システムの運用時間,障害対策などを定めたもの
エ 情報表現規約とは,双方がEDIデータを理解するためのデータフォーマットを定めたものなお,取引基本規約とは,EDI取引に係わる合意など双方の取引契約に関する基本的な取り決めを定めたもの
問77/ア
著作権法では,ソースプログラムそのものなどの有形の「表現したもの」しか保護しない。プロトコル,プログラムに組み込まれたアイディア,アルゴリズムなど,無形のものについては著作権法の保護の対象外。(ただしそれに発明としての新規性が認められれば,特許法で保護されることになる)
問78/ウ
不正競争防止法における営業秘密とは,秘密として管理されていること(秘密管理性),事業活動に有用な技術上または営業上の情報であること(有用性),公然と知られていないこと(非公知性)の3つの条件を満たすものである。
ア 会社役員の個人的なスキャンダル情報は,有用性を満たさない
イ “厳秘"の表示をして社内に回覧されている開発中の技術情報は,秘密管理性を満たさない
ウ ○ “社外秘"の表示をして施錠したロッカーに保存され公然とは知られていない生産方式に関する情報は,上記の3条件を満足している
エ 当該企業の商品を効果的に販売するための方法が記述された市販書籍は,秘密管理性・非公知性を満たさない
問79/ア
ア ○ 時間外労働については,派遣元企業が36協定(労働基準法第36条に基づく労使協定)の締結・届出が必要
イ 派遣労働者に指示する業務遂行状態の管理は,派遣先企業の責任
ウ 派遣労働者の業務遂行に必要となる物資の調達,派遣先企業の責任
エ 派遣労働者への休日・休憩時間の適切な付与は,派遣先企業の責任
問80/イ
民法526条に「契約は承諾の通知を発した時に成立する」と規定されている。これは購入先が購入元に注文請書(ちゅうもんうけしょ)を渡した時点で成立する。よって正解はイ。