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平成16年(春)基本情報技術者[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成16年4月18日

問1/ウ
(32)10=25 なので,(7)10=(111)2 を5bit右シフト。
問2/イ
除算を乗算に置き換えて,(131)n×5=(1015)n
まず最下位けたの1×5=5に着目すると,解答群は6進数~9進数しかないので,いずれにしろ桁上がりは起きていないことが分かる。
次に右から2けた目に着目すると,3×5=(15)10=(?1)n。解答群を検討すると 15 = 14+1 = (7×2)+1 なので,7進数の場合のみ右から2けた目が1となることが分かる。
問3/
仮数×基数指数。仮数部の長さが,数値の精度(有効けた数)になる。
問4/
(ABCD)16=(1010 1011 1100 1101)2
2bit論理右シフトすると,(0010 1010 1111 0011)2
問5/
ア けた落ち誤差
イ けたあふれ(オーバーフロー)
ウ 丸め誤差
エ 情報落ち誤差
問6/
3/9 × 2/8 × 1/7 = 1/3 × 1/4 × 1/7 = 1/84
問7/ア
Cは論理積(AND),Sは排他的論理和(XOR)
問8/ア
全体として1が返ってくるのは,次の場合。
(eq(A,B)=1 かつ eq(B,C)=1)または(eq(A,B)=0 かつ eq(B,C)=0)
問9/イ
A|B|
―+―+―――
真|真|exit2
真|偽|exit1
偽|真|exit1
偽|偽|exit2
これは排他的論理和(XOR)のパターン
問10/イ
「N個並べた」ではなく「1個以上,最大N個並べた」という表現に注意。
1個の場合......A,B の2通りの符号
2個の場合......AA,AB,BA,BB の4通りの符号
3個の場合......(省略)の8通りの符号
4個の場合......(省略)の16通りの符号
5個の場合......(省略)の32通りの符号
2+4+8+16+32=62 なので,60通りの符号を作れるのは N=5 のとき。
問11/ア
イ 探索ではなく整列のオーダ
問12/ウ
push/popを次の順に実行すると,ウのデータ列が出力される。
push(A), push(B), push(C), pop(), pop(), push(D), pop(), pop()
問13/ウ
8で割った余りが等しいとは,右3bitシフトであふれたビット列が等しいということ。よって9個の16進データから下位3bitが等しいデータを見つければよい。
問14/イ
F(5)=5×G(4)
G(4)=4+F(3)
F(3)=3×G(2)
G(2)=2+F(1)
F(1)=1
よって,F(5)=5×(4+3×(2+1))
問15/ウ
配列Aを順次探索する流れ図であり,Xと同じ値が配列中にない場合,KにはN+1が設定される。
問16/エ
ア Dynamic RAM
イ ラムバス(Rambus) DRAM
ウ シンクロナス(Synchronous) DRAM
エ ○ Static RAM。「フリップフロップ回路」の文言が決め手となる。
問17/ウ
一般的な命令においてはデータは主記憶上に格納されており,命令語のオペランド部に格納されているアドレスを取り出して主記憶上のデータを参照する。それに対して即値オペランドでは,命令語のオペランド部にアドレスではなくデータそのものが格納されているため,主記憶を参照する必要がない。
問18/ア
50×106命令/秒 = 50命令/μ秒 = 1/50μ秒/命令 = 20N秒/命令
問19/エ
アとイを比較してヒット率が低いアを除外する。
ウとエを比較してヒット率が低いウを除外する。
イ (10×0.7)+(70×0.3)=28
エ (20×0.8)+(50×0.2)=26
問20/イ
レジスタ < 1次キャッシュ < 2次キャッシュ < 主記憶 < 磁気ディスク
問21/ウ
平均回転待ち時間 = 半回転する時間(秒/回転) = 60秒/4200回転ヨ2 =約7ミリ秒/回転
平均待ち時間 = 平均位置決め時間+平均回転待ち時間 = 5+7 = 12
問22/ウ
1ブロックは 200×10 =2000バイト
1ブロックに必要なセクタ数は 2000÷256 ≒ 7.8 より切り上げて8セクタ
1トラックには 40÷8 = 5ブロック格納できる
1シリンダには 5×19 = 95ブロック格納できる
格納ブロック総数は 100,000÷10 = 10,000
ゆえに 10,000÷95 ≒ 105.6 より切り上げて 106シリンダ
問23/イ
ア 複数のディスク装置を使用する
イ ○ 独立ディスクの冗長配列 (RAID: Redundant Array of Independent Disks)
ウ ディスクキャッシュは使用しない
エ 2台のディスクによるミラーリング(RAID1)は,RAIDの一部分の説明でしかない
問24/ウ
物理フォーマットはディスク上にセクタ(最小管理単位)を記録する作業であり,OSによらない。論理フォーマットはOSによって形式が異なる管理単位をディスクに記録する。
ア 物理フォーマットが先,論理フォーマットは後
イ 論理フォーマット
ウ ○
エ 物理フォーマット
問25/ア
ア ○ プラグ&プレイ(活線挿抜,Plug & Play)
イ USB1.1 は 12Mbps,USB2.0 は ~480Mbps,IEEE1394は 100Mbps~400Mbps
ウ ともにID設定は不要
エ ともにシリアル転送
問26/ウ
ア 有機ELディスプレイ
イ CRTディスプレイ
ウ ○
エ プラズマディスプレイ
問27/エ
画像と漢字データをビットマップ形式に展開して印刷イメージを作るのは,プリンタ側・パソコン側どちらでもよい
問28/エ
タブレットは,CAD(コンピュータによる設計支援,Computer Aided Design)における入力装置の代表例。
問29/エ
ア・イ・ウは演算機構に分類される。
問30/エ
仮想アドレス空間を分割して管理する単位が,固定長ならば「ページ」,可変長ならば「セグメント」。
問31/ウ
CPU時間(time)を薄切り(slice)分割してタスクに割り当てる方式。
問32/エ
SPOOLを利用すれば,CPUが低速な出力処理に占有されないため,処理を効率的におこなうことができる。
問33/ウ
API:Application Programming Interface
ア 動的リンク(DLL: Dynamic Link Library)モジュールでもよい
イ APIではなく,デバイスドライバの説明文
ウ ○
エ OSが異なれば,基本的にAPIも異なる
問34/エ
カレントディレクトリ(current:現在の)は次の順に移動する。
\A\B → \A → \B → \B\A
問35/ア
「(ハッシュ)関数」に関する文言が決め手となる。
問36/イ
ア 変更したプログラムを全クライアントに配布することになる。それよりも,サーバ側で業務処理の主な部分を実行すれば,変更への対応はサーバ側だけですむ
イ ○
ウ 1か所に集中したシステムの方が管理しやすい
エ 機能分散ではなく,負荷分散の説明文
問37/ウ
使用時間と遊休時間の合計は (120÷0.4)+(20÷0.2)+(80÷0.8) = 300+100+100 = 500時間
使用時間の合計は (300×0.6)+(100×0.8)+(100×0.2) = 280時間
平均使用率は 280÷500 = 0.56
問38/イ
まず現在,データ1件の処理に必要な時間を求める。
CPUは,100万ステップ/件 × 1μ秒/ステップ = 1秒/件
入出力は,20回/件 × 0.025秒/回 = 0.5秒/件
よって現在,1件あたり1.5秒かかる。
1年後にデータ件数が150%だから,処理時間が1.5分の1,つまり1秒になればよい。
次に1年後のデータ1件の処理に必要な時間を求める。
入出力は,0.5秒×0.8 = 0.4秒
CPUは,1秒-0.4秒 = 0.6秒
よって,現在と比較した1年後のCPU処理時間は,0.6秒/1秒 = 60%
問39/イ
LAN1~LAN2~LAN3の稼働率は 0.9×0.9=0.81,故障率は 1-0,81 = 0.19
したがって 1-0.1×0.19 = 0.981
問40/ウ
ア ディレクトリサービス
イ ルータのNAT機能 (Network Address Transration)
ウ ○ DNSサーバ (Domain Name Service)
エ DHCPサーバ (Dynamic Host Configuration Protocol)
問41/ウ
主記憶上に同時にロードされているモジュールの組合せは次の6通り。
(A,B,D,F) (A,B,D,G) (A,B,E,F) (A,B,E,G) (A,C,F) (A,C,G)
解答群でこの組合せに該当するのは ウ のみ。同時にロードされていないモジュールは参照できない。
問42/ア
再入可能(リエントラント)プログラムを指す。
問43/ア
ア ○
イ 待ち行列(キュー)。先入れ先出し(FIFO: First In, First Out)のデータ構造
ウ スタック。後入れ先出し(LIFO: Last In, First Out)のデータ構造
エ リスト構造
問44/ア
コンパイラ(A)に対応するのはア。インタプリタ(B)に対応するのはイ・ウ・エ。
問45/エ
動的リンクモジュール(DLL: Dynamic Link Library)の説明文。
問46/ア
「オブジェクト指向」の文言が決め手となる。
問47/イ
XMLではデータを開始タグと終了タグで囲んで構成し,どちらのタグも省略できない。ただしデータがない場合は,開始タグと終了タグの対である<tag></tag>の書式と,単独の空要素タグ<tag />の書式が認められている。
問48/エ
UML(統一モデリング言語,Unified Modeling Language)を指す。
問49/ウ
「独立性の高い部分ごとに......開発工程を反復」の文言が決め手となる。
問50/ア
データフローダイアグラム(DFD: Data Flow Diagram)を指す。
問51/ウ
ア コードを実際に利用するユーザの意見が重要
イ 使いやすさに重点を置いて設計
ウ ○
エ 設計段階で決める
問52/ウ
ア ボトムアップテスト
イ トップダウンテスト
ウ ○
エ ブラックボックステスト
問53/ア
ア ○
イ バグ摘出数と未消化テスト項目数の間に相関関係はない
ウ 未消化テスト項目数がゼロになっていないので,テストは収束していない
エ バグ摘出数と未消化テスト項目数は一致していない
問54/エ
クリティカルパスは A→B→G→D→I となり,31日間で作業終了。
問55/ア
ア ○ COCOMOは,開発規模と開発特性をあらわす要因から工数を見積もる手法で,過去の実績データに基づく係数の算出が必要
イ 過去に開発したプログラムの工数も参考になる
ウ ソフトウェア品質管理にも関係する
エ FP法は,ステップ数(ソースコードの行数)ではなく,機能(function)の数とその難易度から工数を見積もる
問56/ア
上流工程での誤りほど,修復コストは高い。
問57/ア
ア ○
イ 磁気テープ媒体が1本のみの場合,ファイルの頭出しの時間が余分にかかる。1回のバックアップごとに記録媒体を用意したほうが作業時間は短い
ウ 差分バックアップ/増分バックアップは,バックアップ取得時間を短くするのが主目的。復旧時間が短いのは全バックアップ
エ 磁気テープなど,順次アクセスの媒体でよい
問58/エ
(2×4)+(1×3)+(3×2)+(1×1) = 18。これを 11 で割った余りは 7。
問59/イ
デフラグメンテーション,スキャンディスクは,ディスク装置における処理。
アーカイブはファイルにおける処理。
問60/イ
インテグリティ(完全性:Integrity)とは,データが正確な状態に保たれている(不正な改ざん・消去・破壊がない)ことを指す概念。
ア 設計段階において検討する
イ ○
ウ 人手によるチェックも重要
エ 暗号化は,盗聴・漏洩への対策にはなるが,改ざん・消去・破壊への対策にはならない
問61/エ
ア ファイル転送 (FTP: File Transfer Protocol)
イ WWWのデータ転送 (HTTP: Hyper Text Transfer Protocol)
ウ 電子メールの送信,サーバ間メール転送 (SMTP: Simple Mail Transfer Protocol)
エ 遠隔端末 (Telnet)
問62/エ
7層:アプリケーション(応用)層
6層:プレゼンテーション層
5層:セション層
4層:トランスポート層
3層:ネットワーク層
2層:データリンク層
1層:物理(フィジカル)層
問63/ア
「生成多項式で割った余り」という文言が決め手。
問64/エ
64Kビット/秒 × 0.8 = 実質 51.2Kビット/秒
51.2Kビット/秒 ÷ 8ビット/バイト = 6.4Kバイト/秒
106バイト ÷ 6.4×103バイト/秒 ≒ 157秒
問65/イ
イーサネットの媒体アクセス制御(MAC副層)である「CSMA/CD(搬送波検知多重アクセス/衝突検出)」を指す。無線LANでは「CSMA/CA(....../衝突回避)」を採用している。
問66/ア
4層以上:ゲートウェイ
3層:ルータ
2層:ブリッジ
1層:リピータ
問67/イ
[ア 索引
イ ○
ウ 階層(木構造)型データベース
エ ネットワーク(網)型データベース
問68/イ
特定の行だけを取り出す操作は,選択(selection)。
問69/エ
「互いに相手のロックしている資源を要求して待ち状態となる」という文言が決め手。
問70/ウ
スキーマ(schema)は,データベースの定義データ(メタデータ)。
問71/エ
送信者は自らの秘密かぎによる暗号化で「署名されたデータ」を作成し,受信者は「署名されたデータ」を送信者の公開かぎで復号する。
問72/エ
ア 不正アクセスの発見
イ ソースコードの改ざんの検出
ウ ソースコードの破壊への対応
エ ○
問73/エ
ア ASCIIコード
イ JISコード
ウ EUCコード
エ Unicode
問74/ア
SCM(物品供給連鎖管理:Supply Chain Management)
問75/エ
3月からの繰越在庫と4月の購入状況を古いものから順に並べる。
・10個×単価100円
・40個×単価120円
・30個×単価140円
・10個×単価110円
先入先出法(先に仕入れた商品を先に売る)なので,5日の30個払出し・30日の30個払出しで合わせて次の評価額の商品が払出しされたことになり,
・10個×単価100円
・40個×単価120円
・10個×単価140円
4月末に残った在庫の評価額は次の値を合計したものになる。
・20個×単価140円
・10個×単価110円
問76/イ
作業効率化のため,現状の作業時間構成を調査する技法。連続観測法は,専任の観測者がデジタル時計を使って原則として始業から終業時まで作業時間を観測するのに対して,ワークサンプリング(瞬間観測法)は,~10数分程度の巡回間隔・ランダム時刻ごとにその瞬間の作業状態を記録して作業時間構成データを得る。
問77/ウ
ア・イと同形のほぼ正規分布になると予想されるのに,SUを境にぶっつりと切れてしまったような形の ウ のデータが意図的に操作されたと考えられる。
問78/エ
オペレーションズ・リサーチ(応用数学,OR: Operations Research)における,線形計画法 (LP: Linear Programming) を指す。
問79/イ
電子データ交換 (EDI: Electronic Data Interchange)。企業ごと・業界ごとに異なっていた商取引に関する情報を,標準形式に統一して電子的に交換するための仕組み。
ア 情報伝達規約
イ ○
ウ 取引基本規約
エ 情報表現規約
問80/ア
ア ○ 私的な改変は認められている
イ 私的な複製は認められている
ウ 複製物を取得した時点で侵害の事実を知らない場合は著作権法違反とはならない
エ アルゴリズムや自然法則は著作権において保護されない