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平成17年(秋)基本情報技術者[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成17年10月16日

問1/ウ
8進数は,2進数3bit分を1けたの数字で表したものなので,8進数で有限小数になるならば2進数でも有限小数となる。
(0.5)10 = 1/2 = (0.1)2 が有限長の2進小数であることは明らか。
問2/ア
112~114の計算は,筆算で紙に書いていくと分かりやすい。
112 = 11×11 = 11+110 = 121
113 = 121×11 = 121+1210 = 1331
114 = 1331×11 = 1331+13310 = 14641
なので,55550 を11進数と見なすと,
= 5×(114 + 113 + 112 + 111 + 0)
= 5×(14641+1331+121+11)
= 80520
この下4けたに対して ×0.5 する(=2で割る)と,ハッシュ値は 0260
問3/エ
左へ3ビットシフトすると元の値の8倍(23倍)となる。
これに元の値を加えると9倍となる。
問4/エ
mの制限(0≦m<32768)に注意してそれぞれの商と余りを求める。
問題文の式は,
-10000 = 32768k+m なので,商(k)= -1,余り(m) = 22768
ア ウと同じだが,全体にマイナスが付いているので,値は -10000
イ -22768 = 32768k+m なので,商= -1,余り=10000
ウ 10000 = 32768k+m なので,商=0,余り=10000
エ ○ 22768 = 32768k+m なので,商=0,余り=22768
問5/イ
補数を用いる理由は,減算処理を加算回路で行うことが出来るため。
問6/イ
ア オーバフロー
イ ○ 丸め誤差
ウ 情報落ち誤差
エ ほぼ等しい数値の減算において生じるのは,けた落ち誤差
問7/ウ
元(げん)とは方程式内の未知数(X,Yなど)のこと。100元連立一次方程式を解くのに2秒かかり,これを4倍の速度で計算すれば0.5秒かかる。
1000元の方程式は未知数が元の式の10倍,計算時間はその3乗の1000倍となる。
よって,0.5秒×1000=500秒。
問8/エ
B出力(????) XOR かぎC(1101) → 出力(1111)
より,B出力は (0010) である。また,
入力(1101) XOR かぎA(0001) → A出力(1100)
であるから,
A出力(1100) XOR かぎB(????) → B出力(0010)
となればよい。したがって,かぎBは (1110) である。
問9/イ
XとYの演算をおこなっているア・ウ・エよりも,X同士 Y同士の演算をおこなっているイの方が展開が簡単なので,まず選択肢イから検討する。
not(X・X) = notX, not(Y・Y) = notY なので,
not(notX・notY) = X+Y ...ド・モルガン則を利用。
解答が出たので,ア・ウ・エは検討しなくて済んだ。
問10/エ
題意より,この正規表現は英字から始まる文字列であり,数字は含まれていなくてよい。
また,*,+は特別な意味を持つメタキャラクタであり,その文字自身が文字列に含まれているわけではない。よって正解はエである。
問11/ア
2分探索......データの大小をヒントに2分割を繰り返すので,オーダは log2n
線形探索......配列の先頭から順に1つずつ探索していくので,オーダーはn
ハッシュ探索......衝突する確率は無視できるほど小さいとするとオーダは1
問12/ウ
完全2分木のイラストを描いて,
k=1 のとき n=3, k=2 のとき n=7, k=3 のとき n=15,
という値が分かったなら,計算式を見つけることができるはず。
問13/ウ
ア すべての節が二つの子をもつとは限らない
イ キューの説明文
ウ ○
エ リストの説明文
問14/ア
2分探索は,データが探索対象のキー項目の値で整列されていることが条件である。
問15/エ
f(4,2)
= f(3,1) + f(3,2)
= f(2,0) + f(2,1) + f(2,1) + f(2,2)
= 1+ f(1,0) + f(1,1) + f(1,0) + f(1,1) +1
= 1+1+1+1+1+1
= 6
問16/エ
適当なビットデータを各論理回路にあてはめて,その結果を検証した方が早い。
(0000)を入力する → ア・ウは出力が0になるので除外
(0101)を入力する → イは出力が0になるので除外
問17/ウ
パイプライン制御であるから1命令ずつずれて実行される。
最初の命令が実行されるのに5サイクル,以降は1サイクルごとに1命令が実行されるから,5+19=24
問18/ア
インデックス修飾は,インデックスレジスタの値と,アドレス部(オペランド)の値の加算によって実効アドレスを求めるので,10+100 = 110番地である。
命令の格納アドレスは使用しない。
問19/エ
1命令の平均クロック数は,(4×0.3)+(8×0.6)+(10×0.1)=7クロック/命令。
700MHzのCPUは,700×106クロック/秒 なので,
1秒あたりの平均命令実行数は,100×106命令/秒,すなわち 100 MIPS。
問20/ウ
内部割込みには「けたあふれ」「ゼロでの除算」「セグメント・ページ不在」「SVC」などがある。
外部割込みには「機械チェック」「入出力割込み」「タイマ割込み」「コンソール割込み」などがある。
問21/イ
高い信頼性を要求されるサーバー機に多く採用されているメモリに,ECC (誤り検査・訂正: Error Check and Correct) メモリがある。
ECCメモリはエラーを自動的に訂正する機能を持つメモリである。
問22/ウ
1分=60秒=60,000ミリ秒なので,
60,000ミリ秒 ÷ 6,000回転 = 10ミリ秒 (1回転にかかる時間)
10 ÷ 2 = 5ミリ秒 (平均回転待ち時間=半回転にかかる時間)
20,000バイト/トラック ÷ 10ミリ秒/トラック = 2,000バイト/ミリ秒(データ転送速度)
4,000バイト/ブロック ÷ 2,000バイト/ミリ秒 = 2ミリ秒/ブロック(データ転送時間)
5 + 20 + 2 = 27ミリ秒 (平均アクセス時間)
問23/ウ
500バイト/レコード × 50レコード/ブロック = 25,000バイト/ブロック
500,000レコード ÷ 50レコード/ブロック = 10,000ブロック
25,000バイト/ブロック ÷ 512バイト/セクタ = 48.8,だからおよそ 49セクタ/ブロック
(49セクタ/ブロック × 10,000ブロック) ÷ (25セクタ/トラック × 20トラック/シリンダ) = 980シリンダとなる。
問24/エ
ア 光磁気ディスク (MO: Magneto-Optical disk)
イ ハードディスクやフロッピーディスク
ウ CD-RW
エ ○ CD-R
問25/ア
レーザプリンタはページ単位で印字するので,dpi (構成ドット数/インチ,dots per inch) や ppm (印字ページ数/分,pages per minute) でその性能を表す。
問26/エ
プログラムを主記憶に記憶しておき1命令ずつ取り出して使用することから,プログラム記憶方式という。
問27/ア
最も古くからある情報を最も先に追い出すということで,FIFO(First-in First-out)である。
問28/ウ
Aの1回目I/Oとちょうど同じ長さだけ,他タスクの1回目CPU時間が同じものを探す
→Bが除外できる
Aの2回目CPU時間と比べて,他タスクの2回目I/Oが等しいまたは短いものを探す
→Eが除外できる
Aの2回目I/Oとちょうど同じ長さだけ,他タスクの2回目CPU時間が同じものを探す
→Cが除外できる
問29/イ
最終的なXが12となるのは,3×3=9 となったX (b3→b4) が,その後 a2 で参照されて9+3=12となったとき。
b4→a2 の順で登場する解答群はイのみ。
問30/ア
Bは固定長の単位というキーワードがあるので,ページング。
Cは主記憶の内容を補助記憶に退避するとあるので,スワッピングの説明であるとわかる。
プログラムを幾つかの単位に分けるのはオーバレイである。
問31/イ
OSのカーネル部分に最も汎用性の高い最低限の機能だけを持たせ,小型化する手法をマイクロカーネルという。
逆に,カーネル自体に多くの機能を実装していく手法を,モノリシック (monolithic: 一枚岩の) カーネルという。
問32/イ
ア クライアントサーバ方式は,ハードウェアの組合せではない。
イ ○
ウ 水平機能分散システム
エ 垂直機能分散システム
問33/イ
ア CPU性能のみのベンチマークでは,多くの応用範囲をカバーしているとは言えない
イ ○
ウ・エ 実際に稼働していない段階,予測の段階においては,モデルによるシミュレーションモデルによって性能評価をおこなう
問34/ア
メモリ不足を解消するために,とりあえず,見かけ上のメモリサイズを大きくする。
すなわち,仮想記憶の設定値を大きくすればよい。
問35/イ
MTBFは稼動時間の平均,MTTRは修理時間の平均である。
問36/イ
実環境が用意できない時などに,実際にプログラムを実行するコンピュータではないコンピュータでコンパイルし,
実環境で動かすことのできる目的プログラムを生成する言語処理プログラムを,クロスコンパイラという。
問37/エ
プログラムの命令の実行順序,結果など,制御の流れの状態を記録し,出力表示させるツールを,トレーサという。
問38/エ
ア オブジェクトの静的な構造を記述
イ クラスの静的な構造を記述
ウ 物理的な要素がどのように関わりあいながらシステムを構成しているかを記述
エ ○ オブジェクト間の相互作用を表現
問39/エ
複雑な事象を単純にするため,オブジェクトの共通要素(クラス)を取り出す(抽象化)。
わかりやすくするため,親子関係に整理することができ,上位の性質を下位の要素は受け継いでいる(継承)。
扱いやすくするため,データと処理をひとまとめにする(カプセル化)。
問40/ウ
ア システム化対象データ領域を明確にするために,業務のモデリングが必要
イ 業務プロセスに依存しないよう,データモデリングをおこなう
ウ ○ DOA (Data Oriented Approach) の説明文として適切
エ 短期間のシステム化には向かない
問41/イ
モジュール強度とは,モジュールが機能的に独立している度合を示す。
モジュール結合度とは,モジュールと他のモジュールとの関連の強さを示す。
強度が強いほど,さらに結合度が弱いほど,良いモジュール分割である。
問42/イ
ブラックボックステストとは,システムの内部構造を考慮せず,入力と出力だけに着目し仕様書どおりに動作するかどうかを検証するテスト方法である。
ア・ウ・エはすべてホワイトボックステストに関する記述。
問43/ア
ア ○
イ 結合テスト
ウ 単体テスト
エ プログラム変更時に行われるテスト
問44/ウ
プロジェクトの開始から終了までの経路において,もっとも作業日数のかかる経路をクリティカルパスという。
したがって,クリティカルパス上の作業が遅れると全体の完了日程も遅れてしまう。
問45/ウ
WBS(Work Breakdown Structure)とは,作業(Work)を,細かい単位に分解(Breakdown)した構成図(Structure)のこと。
問46/ウ
ファンクションポイント法は,機能(function)を単位に見積もりをおこなう。
ア・イ・エには「機能」というキーワードが表現されていない。
問47/ウ
ア 「すべて」は無理
イ 操作卓(コンソール)表示ではなく,ログファイルに記録されるだけの項目もある
ウ ○ 通常よりも時間がかかっている場合は,その原因を調査すべきである
エ 「すべて」「常時」は無理
問48/ア
ア ○ 入力漏れがあれば,伝票の様式ごとに定められた項目数と入力数は一致しない
イ データ形式と入力漏れは無関係
ウ 同上
エ マスタファイルと突き合わせる前に,項目数を比較すべき
問49/ウ
ア タイマ割込みによる遅延はわずかである
イ 最初にCPUを使用したジョブの終了まで次のジョブは待たされるため,保証は不可能
ウ ○
エ 入出力を多用するジョブ(I/O バウンド)の優先度を上げるべき
問50/ウ
例えば10月16日に,6か月前の同一日(4月16日)の状態にファイルを復元するには,4月1日のフルバックアップと,4月2日~16日までの差分バックアップが必要。
つまり4月用に2本必要である。
5,6,7,8,9,10月についても,初日のフルバックアップと2日以降の差分バックアップの2本ずつが必要なので,合計14本。
問51/ア
ア ○
イ インターネット上でのホスト名を,IPアドレスに変換するシステム
ウ TCP/IPネットワークでファイルを転送するときに使用されるプロトコル
エ PPPの機能をEthernetを通して利用するためのプロトコル
問52/ウ
ア HTTP (HyperText Transfer Protocol)
イ DTP (DeskTop Publishing)
ウ ○ SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)
エ XML (eXtensible Markup Language)
問53/エ
ア 第5層
イ 第2層
ウ 第4層
エ ○ 第3層
問54/ア
CSMA/CD方式では,データを送信したいノードはケーブルの通信状況を監視し,ケーブルが空いているときに送信を開始する。
もしも複数のノードが同時に送信を開始するとケーブル内でデータが衝突するので,両者は送信を中止し,それぞれ乱数でランダムな待ち時間を決めて送信を再開する。
問55/ア
ア ○ CGI (Common Gateway Interface)
イ HTML: Webページなどを記述するためのマークアップ言語
ウ MIME: 電子メールで,各国語や画像,音声,動画などを扱うための規格
エ URL: インターネット上に存在する情報(文書や画像など)の場所を示す記述方式
問56/エ
ア DNS
イ DHCP
ウ NAT
エ ○ Proxyサーバ
問57/ウ
ア ルータCへ送るのは無駄
イ MACアドレスは,隣接ノード間の転送(端末A→ルータA)で使われる
ウ ○
エ イの解説を参照
問58/イ
ア データを"実体"とその"関連"で表現したもの
イ ○
ウ データを2次元の表形式で表現したもの
エ データを「N:N」の親子関係の組み合わせで表現したもの
問59/エ
関係データベースは,データの集合をテーブル(2次元表)で表す方式である。
問60/イ
ア 選択
イ ○ 射影
ウ 共通演算
エ 結合
問61/エ
選択する条件として,売値ー仕入値>=40,000となっているので,
エのT2003の売値を130,000にして計算すると30,000となり条件から外れる。
問62/イ
WHEREの複合条件に,学部テーブルの属性 学部.住所='新宿'があるのでイが正解。
問63/ア
ア ○
イ 複数の資源を使う時,先に一方が使用中の場合,他方を待たせる制御
ウ 処理中にエラーが発生した場合,その処理が行われなっかた状態に戻す
エ 障害の発生などで破壊されたファイルを,障害発生直前の状態に復元する
問64/イ
他の回答は電子メールの暗号化することで防止や保護できるものでは無い。
問65/ウ
ア 個人的な判断でウィルス動作を再現させようと試みるのは危険である
イ ウィルス感染が発見されたら、業務システムを停止して拡散しないようにする
ウ ○
エ 証拠保全のため電源は切らないでおく。また,再起動できなくなった場合,デー タのバックアップが取得できないので,やはり電源はすぐ切らない方がよい。
問66/ウ
ア 前の利用者が使用可能になるので再利用は危険
イ 管理者でもパスワードの一覧表を作成してはいけない,利用者が管理すること
ウ ○
エ 正式に利用者登録申請がきてから,利用者IDと仮パスワードを発行すること
問67/ア
ア ○
イ 利用者に保管場所と使用方法を周知する必要はない,管理保守担当者が対応すること
ウ モニターしているパケットは破棄はしない
エ 使用するのにLANケーブルの切断をする必要はない
問68/ア
ソフトウェア管理ガイドライン
5.ソフトウェア管理責任者が実施すべき事項
(3) すべてのソフトウェアユーザを対象として,関係法令,ソフトウェア管理規則, 使用許諾契約に規定された使用条件等の周知徹底を図ること。
問69/エ
ア 品質管理に関する活動
イ 守られない時トラブルがあるときは,直ちに運用・マニュアルを見直す
ウ 職場でのプロセスにあわせて文書化する必要はある
エ ○
問70/エ
ア IEEEの規格ではなく,ISOの規格
イ ISOが制定した,製品供給ベンダの品質管理や品質保証のためのシステムに関する国際規格
ウ SLCP-JCF98はSLCP国際規格を基に日本用につくられたもの
エ ○
問71/イ
ベンチマーキングとはベストプラクティス(経営や業務において,もっとも優れた実践方法)を探し出して,
自社のやり方とのギャップを分析してそのギャップを埋めていくためにプロセス変革を進める,という経営管理手法。
問72/ウ
ア 固定比率は自己資本に対する固定資産の割合
イ 自己資本比率は総資本に対する自己資本の割合
ウ ○
エ 流動比率はその値が大きいほど安全性が高い
問73/ア
総平均法は1ヶ月とか1会計期間における在庫の平均単価を計算したものを払い出し単価とする。
問74/ウ
ABC分析はパレート図を使い,累積構成比により金額の割合,数量の割合に応じて構成比の高いものから
A~Cグループに分ける分析手法。
問75/ウ
ア 特性要因図の説明文
イ ガントチャートの説明文
ウ ○
エ パレート図の説明文
問76/イ
ア アローダイアグラムの説明文
イ ○
ウ パレート図の説明文
エ 特性要因図の説明文
問77/エ
負の相関(相関係数は負)がある時は散布図のデータは右方下がりに分布する。
問78/イ
ア 定期発注方式の方が適している
イ ○
ウ 毎回需要予測を行うのは定期発注方式
エ ニ棚法は需要の変化には的確に対応できない
問79/エ
各製品をそれぞれ製造することで産み出される1分あたりの利益は,
X=300円 (1800÷6),Y=250円 (2500÷10),Z=200円 (3000÷15)
よって,利益を最大にするには,
まずできるだけXを製造,次にYを製造,最後にZという順で検討すればよい。
Xは,需要量上限の 1000個 × 6分/個 = 6000分 (=100時間)
Yは,残り時間 (100時間×60分) ÷ 10分/個 = 600個 で需要量上限内で収まる。
Zは,すでに200時間をすべて割り当てたので,0個となる。
全体の利益は,(1,800円×1000個) + (2,500円×600個) = 3,300,000円
問80/ア
産業財産権と総称される四つの権利は,特許権,実用新案権,意匠権,商標権。