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平成17年(春)基本情報技術者[午前]解答&解説

Microsoft IT Academy Award 2009,日本で唯一,最優秀賞を6年連続で受賞。トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校 90余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

試験日 平成17年4月17日

問1/エ
10進数から2進数への変換は基数で除算した余りを利用することで求められる。÷2を繰り返してその余りを逆に並べることで,1の位,2の位,4の位,8の位…の順に2進数が求められていく。
問2/イ
例として,2n=8けたとして,8けたの2進数 x=(10101010)2 を考える。
この場合,x/2=(01010101)2 であり,x+x/2=(11111111)2となる。
この結果は,(10000000)2=22n から-1した数といえる。
問3/ウ
(+100)10=(01100100)2 の2の補数を求めると,(-100)10=(10011100)2。 このビット列を符号なしの数値として解釈すると,128+16+8+4=156
問4/エ
アンダフロー:表現できる最小値を下回った場合
打ち切り誤差:指定けた数で計算処理を打ち切ることによる誤差
けた落ち誤差:絶対値のほぼ等しい値の減算により有効けたが減る現象
問5/イ
ニュートン法とは任意の点から接線を引き,この接線とX軸が交わった点からさらに接線を引いていくことにより限りなく解に近づけていく方法。
問6/イ
コインを4回投げたときの組み合わせは16とおり。このうち表が2回含まれる組合せは4C2=6。よってその確率は,6/16= 0.375
問7/エ
次の3とおりの確率の和で求められる。
雨→雨→晴:0.2×0.3=0.06
雨→晴→晴:0.3×0.4=0.12
雨→曇→晴:0.5×0.3=0.15
問8/ア
差集合とは,ある集合の中から別の集合の属する要素を取り去って得られる集合のこと。ベン図を描いて解くとよい。
問9/ア
ア ○
イ 下位4ビットが1になる
ウ 下位4ビットの値が反転する
エ 上位4ビットが0に,下位4ビットの値が反転する
問10/イ
(30)16=(0011 0000)2 …ビット1の個数は偶数
(3F)16=(0011 1111)2 …ビット1の個数は偶数
(7A)16=(0111 1010)2 …ビット1の個数は「奇数」
偶数パリティなので,(7A)16の先頭ビットに1が設定される。
問11/ウ
1が登場するたび「偶数」~「奇数」の間を交互に移動する。0のときは現在の状態のまま変わらない。
問12/イ
2分探索木では,すべての節について次の関係が成り立っている。
左の部分木のすべての子の値は,節の値より小さい
右の部分木のすべての子の値は,節の値より大きい
なお,アは昇順のヒープ,エは降順のヒープになっている。
問13/ア
PUSHが7回,POPが3回なので,スタックには4個の要素が残っているはず。図のスタックには5個の要素が描かれているので一番下の要素29 は,問題文の命令実行前から存在していたと考えられる。したがって最初のPUSHで入れた値は7。
問14/エ
ア シェルソート
イ バブルソート
ウ クイックソート
エ ○
問15/イ
1回目の探索で探索範囲は1/2に,2回目の探索で1/4になる。したがってデータ個数が4倍になっても探索回数は2回増えるだけ。
問16/ウ
DRAMとSRAMは電源が切れれば内容は消えてしまう。マスクROMはデータの書換・消去ができない。
問17/イ
図の論理回路の入力AとBにそれぞれ(真,真)(真,偽)(偽,真)(偽,偽)を入力すると出力結果は(真,偽,真,真)となる。各解答群について同様に調べた結果は次のとおり。
ア (真,真,真,偽)
イ ○ (真,偽,真,真)
ウ (偽,偽,真,真)
エ (真,真,偽,真)
問18/ウ
1命令を実行する平均クロック数 = (10×0.6)+(5×0.4) = 8クロック/命令
クロック周波数 1GHz とは 1Gクロック/秒 ということなので,
(1×103Mクロック/秒) ÷ 8クロック/命令 = 125M命令/秒
問19/エ
ア 主記憶(メモリ)の特定の領域に格納する
イ 割込みを受け付けない状態にすることもできる
ウ 外部割込みに分類される
エ ○
問20/ウ
プロセッサ(CPU, MPU)の高速な内部処理と,主記憶への低速なアクセス速度の差を埋めるために,この2つの間に置かれるのがキャッシュメモリ(cache memory)
問21/エ
ア DMA (Direct Memory Access)
イ キャッシュメモリにおけるライトバック(write back)
ウ キャッシュメモリ
エ ○
問22/イ
1回転にかかる時間は,5000回転/分 = (60×1000ミリ秒)/5000回転 = 12ミリ秒/回。
よって,平均回転待ち時間(サーチ時間)= 半回転にかかる時間 = 6ミリ秒。
また,1トラックのデータを1回転にかかる時間で読み取るため,
データ転送速度は,15000バイト÷12ミリ秒 = 1250バイト/ミリ秒。
以上より,シーク時間+サーチ時間+転送時間 = 20+6+(4000÷1250) = 29.2ミリ秒。
問23/イ
シリンダ100の位置から140の位置まで……40シリンダ移動
シリンダ140の位置から 60の位置まで……80シリンダ移動
合わせて120シリンダ移動
問24/ウ
NAS(Network Attached Strage)は,LANに直接接続して使用できるファイルサーバ専用機。ディスプレイもキーボードも持たず,外見は単なるハードディスク装置のように見えるが,WindowsベースやLinuxベースの汎用OSあるいは 専用OS が起動しており,通常のファイルサーバと同様に利用できる。ファイルサーバ側では一般的にフォルダ(ディレクトリ)に対して共有設定をおこなう。クライアントPCからはファイル単位で共有データにアクセスできる。
問25/イ
縦25.4cm=10インチ,横38.1cm=15インチ。dpi は ドット/インチ (dots per inch)。
1ドット当たり24ビット=3バイトの色情報を持つので,
3バイト×(600×10)×(600×15)=3×6×9×106=162Mバイト
問26/エ
すべての装置に対して制御の流れがあるため,aは制御装置。入力装置から取り込んだデータは記憶装置bに記憶される。よって残ったcは演算装置。
問27/エ
Windows OSのコマンドライン シェルとして,cmd.exe (コマンドプロンプト)が挙げられる。
問28/ウ
再配置可能(リロケータブル relocatable)なプログラム,と呼ばれる。
問29/ウ
シソーラス(thesaurus)は,文字順ではなく意味によって語句を整理した類義語辞書。「マスタファイル と 台帳ファイル」「米国 と アメリカ」など表記の揺れを吸収して,用語が統一されていない文書に対しても漏れの少ない検索を可能とするには,シソーラス情報が必要となる。その反面,検索結果は広くなるので「(エ)効率よく対象を絞り込む」ことはできにくくなる。
問30/ア
AかつBで絞り込んだ検索結果の数は,5000件×0.3=1500件。BかつAで絞り込んでもこの結果は同じなので,1500/10000=0.15となり,Bから見て15%が残る。
問31/エ
よく使うSQL命令群(手続き,プロシージャ procedure)をあらかじめデータベース側に保存(ストア store)しておき,クライアント側からはその呼び出し指示だけをおこなう機能。
問32/イ
他の3つの解答群はすべて,両方のコンピュータがともに同種の処理を実行している。ロードシェア(load share)は負荷分散システム。
問33/エ
単純な環境,単純なプログラム,ハード構成の違いによる影響を受けにくいテストなどでは,実際に稼働したときに起こりうる問題を発見しにくい。実際の使用状況を再現するようなテスト環境で,問題発生が想定される重点項目の測定・評価をおこなうとよい。
問34/エ
1-(1-A)2 で2つのコンピュータが並列に構成されたシステムを表す。これの2乗なので,同じ並列システムが2つ直列につながっていることを表している。
問35/イ
サブネットマスクの最後の8ビットは (252)10=(11111100)2。よってホスト部は末尾の2桁のみとなり,(00, 01, 10, 11)の4種類のビットパターンが表現できるが,00と11はホストに割り当てることができないため,使用できるのは残りの2種類となる。
問36/ウ
ア 自分自身を呼び出すことができるもの
イ 使い終わったプログラムを再ロードなしで逐次使用できるもの。複数のタスクから同時に使うことはできない。
ウ ○
エ 問28解説を参照
問37/エ
ア Smalltalkの説明文。Javaの発表は1995年であり,統合開発環境は含んでいない。
イ C++
ウ HTML
エ ○
問38/ウ
SGML (Standard Generalized Markup Language)。HTMLやXMLなど,タグを用いる各種マークアップ言語の基になった言語。
問39/エ
通常の平均ならば (B2+C2+D2)/3 となるが,
平均的な作業時間…4,順調なとき…1,作業が遅れたとき…1,
という重みをそれぞれ乗算した上で合計を求めるので,平均を求めるときも分母は3ではなく6で除算することになる。
問40/イ
ア スパイラルモデル
イ ○ ウォータフォールモデル
ウ プロトタイピング
エ RAD(すばやいアプリケーション開発:Rapid Application Development)
問41/エ
ア 同一の商品を複数の仕入先から仕入れている
イ 発注明細と納品書は多対多に対応している
ウ 一つの発注で複数種類の商品を発注することがある
エ ○
問42/イ
内部設計における作業を選択すればよい。残りの解答群はすべて外部設計の作業。
問43/エ
ア 内部構造のテストはホワイトボックス法,外部仕様のテストはブラックボックス法
イ 無関係ではない
ウ テストの目的はバグを見つけること。プログラムの完全性は証明できない
エ ○
問44/エ
ア ユーザ部門が主体となり,実際に運用するときと同じ条件で行うテスト
イ 単体テスト終了後に複数のモジュールを組み合わせて行うテスト
ウ 結合テスト終了後にシステム全体を対象に行なわれるテスト
エ ○ 退行テスト(レグレッション テスト:regression test)
問45/ア
未消化テスト項目および未解決バグ数が残った状態で線が横ばいになっていることから,まだテスト終了とはいえない。また,バグ検出数も横ばいとなっていることから,バグが多発していることもない。
問46/エ
残りの解答群はすべて PERT図 の特徴。
問47/ウ
ア 同一のコピーを持つことは有効(例.ミラーリング)
イ 更新前のログがなければ元に戻せない
ウ ○
エ ロールフォワードは,データベースのダンプを書き戻すのではない。また更新データの一部が反映されないような復旧は,障害回復に値しない。
問48/イ
ア 数字検査(ニューメリック チェック,numeric)
イ ○ 検査数字検査(チェックディジットチェック,check digit check)
ウ 形式検査(フォーマット チェック,format)
エ 範囲検査(レンジ チェック,range)
問49/エ
ア タイミングが遅すぎる
イ 開発部門との協力が必要
ウ マニュアルさえ渡せば良いわけではない
エ ○
問50/ウ
ア 各サイトに管理者を置くべき
イ 管理すべき対象が多いので,分散している方がセキュリティ管理の負荷は大きい
ウ ○
エ 個々の利用者にネットワーク構成の管理はできない
問51/ア
ア ○ DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
イ Webブラウザ~Webサーバ間の通信プロトコル (HTTP: HyperText Transfer Protocol)
ウ ディレクトリサービスにアクセスするためのプロトコル (LDAP: Lightweight Directory Access Protocol)
エ ネットワークに接続された機器を監視するプロトコル (SNMP: Simple Network Management Protocol)
問52/エ
ア 静止画像の圧縮規格
イ ビデオCDなどで利用されている動画圧縮規格
ウ DVD-Videoなどで利用されている動画圧縮規格
エ ○
問53/ウ
1時間に発生する伝票から作られる伝送データの総バイト数は,
(256バイト×10件)+80バイト)×(10800件÷10件) = 2640バイト×1080ブロック。
1秒当たりに換算すると,
(2640×1080)バイト/時 ÷ (60×60)秒 = 792バイト/秒。
これを 9600ビット/秒 ÷8ビット = 1200バイト/秒 の伝送速度で送信すると
回線利用率は,792/1200 = 0.66
問54/イ
ア スプリッタ(splitter)は,宅内側の電話回線の端子にとりつける
イ ○
ウ 解説アを参照
エ 誤りの訂正はおこなわない
問55/イ
ア 同時に複数のノードが送信する可能性がある
イ ○
ウ トークンリングの説明文
エ 同時に複数のノードが送信する可能性がある
問56/ウ
ア ゲートウェイはトランスポート層以上で接続
イ ブリッジは第2層(データリンク層)で接続
ウ ○
エ ルータは第3層(ネットワーク層)で接続
問57/ア
ルータは,あて先IPアドレスが所属しているネットワークのみにデータを流す経路選択機能(ルーティング)を持つ。
問58/イ
ア ビュー表
イ ○
ウ データ操作言語 (DML: Data Manipulation Language)
エ 保全機能
問59/ウ
ア データの導出
イ データモデル
ウ ○
エ データ操作言語 (DML)
問60/ウ
ORを「+」,ANDを「・」,Aの否定を「nA」と表現すると,問題文の条件は (A・nB)+(nA・B) となる。これは排他的論理和(XOR)の関係であり,(A+B)・n(A・B) という論理式でも表現できる。
問61/イ
関係データベースの表を,従来のファイルのようにプログラムからアクセスできるようにする機能をカーソルと呼ぶ。
カーソルの宣言:DECLARE CURSOR
カーソルの開始:OPEN
1レコード読出:FETCH
カーソルの終了:CLOSE
問62/ア
ア ○
イ ロールフォワード
ウ バックアップと更新情報のログが使用される
エ ロールバック
問63/イ
ア システム発注者の職務
イ ○
ウ プロジェクトマネージャの職務
エ システム開発者の職務
問64/イ
デジタル署名の説明文。ウは通常の暗号化。
問65/ア
ア ○
イ 取引当事者が「自分の秘密かぎで暗号化」をおこなう行為をデジタル署名と呼ぶ
ウ 取引当事者が作成する
エ 電子証明書に格納して相手に示す必要があるのは,公開かぎ
問66/イ
ア ウイルス定義ファイルは原則として,修復ではなくウイルス検出のためのもの
イ ○
ウ ウイルスプログラムそのもの。利用者側ではこのようなことはおこなわない。
エ バックアップファイルの説明文
問67/イ
[試行結果]から推理して,ビット1が「許可」,ビット0が「不許可」。さらに,(3)8 = (0 1 1)2 なので,左のビットから順に「作成,読取り,更新」または「作成,更新,読取り」のどちらかの意味をもつだろうと予想できる。
ア (0 1 0)2 ……「読取り」または「更新」
イ ○ (1 0 0)2 ……「作成」だけ
ウ (1 0 1)2 ……「作成 と 更新」または「作成 と 読取り」
エ (1 1 0)2 ……「作成 と 読取り」または「作成 と 更新」
問68/エ
インターネットVPN (Virtual Private Network) は,データを暗号化して送受信することで,安価なインターネット回線を使いつつ,仮想的な専用線ネットワークを構築できる技術。
ア IPSecなど,IPアドレスも含めた暗号化技術の採用でセキュリティを高められる
イ パケットの暗号化により,第三者による盗聴や改ざんを防御する
ウ 同上
エ ○
問69/ア
ア ○
イ リスク分析によって深刻かつ緊急なリスクが見つかった場合は,すべての対策を完了する前であっても即座に対策を実施し,再度のリスク分析によって結果を確認する
ウ 過去の類似データは大いに参考になる
エ 損失額と発生確率の積によってリスク対策の優先順位および対策費用が決定できる
問70/ア
ア ○
イ ソフトウェア購入取引には関係しない
ウ 原則として供給者側の責任
エ 供給者側の実施内容
問71/ア
ア ○ CRM(顧客情報管理: Customer Relationship Management)
イ RSS(小売店支援活動システム: Retail Support System)
ウ ERP(全社的資源計画: Enterprise Resource Planning)
エ SCM(物品供給連鎖管理: Supply Chain Management)
問72/イ
A社の固定費は70,B社の固定費は30であり,グラフ左端の70または30の箇所から右上に伸びているのが「固定費+変動費」を表している。収益=0の箇所から右上に伸びているのが「売上高」である。図を参照すれば明らかなように,売上高が損益分岐点を越えて増加するにしたがって,売上高-費用=利益 はA社の方がB社より大きくなっている。
問73/ウ
標準原価計算は,科学的・統計的分析に基づいて能率の尺度となるよう予定し,かつ,予定価格または正常価格をもって計算した原価であり,実際原価との原価差異の原因分析をおこなう。
問74/エ
解答群はいずれも「新・QC7つ道具」と呼ばれる。
ア PDPC法 (Process Decision Program Chart,過程決定計画図)
イ 連関図法
ウ 親和図法(KJ法)
エ ○ 系統図法
問75/ア
解答群はいずれも「QC7つ道具」と呼ばれる。
ア ○ 特性要因図
イ 管理図
ウ ヒストグラム
エ パレート図
問76/ウ
ア PERTは,プロジェクトの日程管理手法
イ 待ち行列モデルは,待ち行列の状態を数式でシミュレートする手法
ウ ○
エ シンプレックス法は,線形計画法の解法の1つ
問77/イ
タイムチャート図を作成すると,イが最も短い17時間となる。
問78/ウ
商品Mをx個,Nをy個作るとすると,題意にしたがって 6x+3Y≦360 2x+4y≦240 が成り立ち,これを解くと x≦40 y≦40 となる。したがって販売利益が最大になるのは (600×40)+(400×40)=40,000円
問79/エ
ア SFA(営業活動支援システム: Sales Force Automation)
イ ERP 問71解説を参照
ウ RSS 問71解説を参照
エ ○ EC(電子商取引: Electronic Commerce)
問80/ウ
私的使用のための複製は認められている