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平成25年(春) ITパスポート(iパス) 過去問 解答&解説 2013年

マイクロソフトITアカデミーAward 2012,日本で唯一,最優秀賞を10回連続で受賞。
トライデントコンピュータ専門学校は今年も,日本全国のMicrosoft IT Academy認定校140余校の頂点に輝きました。

皆さまからのご意見を参考に,この解説をより良いものにしていきたいと思います。
「私はこう解いた」「こういう説明の方が分かりやすい」など、
具体的なご意見がありましたらtcc-info@kawai-juku.ac.jpまでお寄せください。

平成25年度 春期 ITパスポート 公開問題

問1/ア
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律
第三条 送信者は,次に掲げる者以外の者に対し,特定電子メールの送信をしてはならない。
一 あらかじめ,特定電子メールの送信をするように求める旨又は送信をすることに同意する旨を送信者又は送信委託者に対し通知した者
(二~四は省略)
2 前項第一号の通知を受けた者は,特定電子メールの送信をするように求めがあったこと又は送信をすることに同意があったことを証する記録を保存しなければならない。
3 送信者は,第一項各号に掲げる者から特定電子メールの送信をしないように求める旨の通知を受けたときは,その通知に示された意思に反して,特定電子メールの送信をしてはならない。
第四条 送信者は,特定電子メールの送信に当たっては,その受信をする者が使用する通信端末機器の映像面に次に掲げる事項が正しく表示されるようにしなければならない。
一 当該送信者(送信委託者がいる場合は,当該送信に責任を有する者)の氏名又は名称
二 前条第三項本文の通知を受けるための電子メールアドレス
三 その他総務省令・内閣府令で定める事項
問2/ウ
ア 在庫回転率とは,売上高に対して在庫が何回転したかを示した指標である
イ 企業における財務活動の安全性を表した指標には,流動比率,当座比率,固定比率などが挙げられる
ウ ○ 自己資本利益率とは(ROE: Return o Equity),自己資本に対する収益性を表した指標である
エ 配当性向とは,当期純利益から株主へ配当される金額の率を表した指標である
問3/イ
ア BPRとは,業務プロセスの再構築(Business Process Re-engineering)
イ ○ ERPとは,全社的資源計画(Enterprise Resource Planning)
ウ RFPとは,提案依頼書(Request For Proposal)
エ SLAとは,サービスレベル合意(Service Level Agreement)
問4/ア
ア オフショアアウトソーシングとは,海外(offshore)への外部委託(outsourcing)
イ システムインテグレーションとは,システムの統合(integration)
ウ ファシリティマネジメントとは,施設・設備(facility)の管理(management)
エ ホスティングとは,データセンタ業者のサーバをレンタルする運用形態(hosting)
問5/エ
共通フレームに関する出題(SLCP-JCF: Software Life Cycle Process - Japan Common Frame)。問23,問40も参照。
ア 画面,帳票などのユーザインタフェース要件を確定する ...開発プロセス
イ システムの制約条件や業務要件について関係者の合意を得る ...要件定義プロセス
ウ 提案依頼書を作成しベンダ企業に提案書の提出を求める ...取得プロセス
エ 品質,コスト,納期の目標値と優先順位を設定する ...企画プロセス
問6/ウ
MBOとは,経営陣買収(Management Buyout)を表す略語
問7/ア
10時間=600分。
一日の工程Aの生産能力(良品と不良品)=600分/3分 =200個。
そのうち良品は,200個×0.95=190個。
「工程Aでの不良品は工程Bには送らない」「仕掛中のものは終了時間が来ても最後まで仕上げる」の記述より,工程Aで生産された良品はその日中にすべて工程Bに流される。
工程Bを終えた時点の良品数 =190個×0.9 =171個。
問8/ア
ア ○ SCMとは(サプライチェーンマネジメント),生産,販売,物流など個々のプロセスの不要な在庫の削減やリードタイムの短縮によって,プロセス全体の最適化を図る(Supply Chain Manegement)
イ BPRとは(業務プロセスの再構築),生産,販売,物流などの業務全体の効率や生産性を改善するために,業務内容や手続を根本的に見直して再構築を行う(Business Process Re-engineering)
ウ サード・パーティ・ロジスティクスとは(3PL),生産,販売,物流などの業務全体をアウトソーシングすることによって,効率改善とコストダウンを図る
エ ERPとは(全社的資源計画),生産,販売,物流などの個々のプロセスに加え,財務や経理なども含めた経営資源を一元的に管理する(Enterprise Resource Planning)
問9/イ
製品Aの損益分岐点における販売個数をn個とする。
損益分岐点売上高=固定費+変動費+利益ゼロ なので,
2n=3000+0.5n
n=3000/1.5
n=2000
問10/イ
マーケティングミックスの4P戦略とは次の4つ。
価格(price),製品(product),販売促進(promotion),流通(place)
問11/エ
ビジネスモデル特許に関する出題。
問12/エ
ア MRPとは,資材所要量計画,を表す略語(Materials Requirements Planning)
イ POSとは,販売時点情報管理,を表す略語(Point Of Sales)
ウ SFAとは,営業力支援,を表す略語(Sales Force Automation)
エ ○ ワークフローとは,書類を電子化して,業務の流れを一元管理したシステム
問13/イ
ア 映画の著作権は当該映画製作者に帰属する
イ ○ 原稿がない即興の講演であっても著作権は講演者に帰属する
ウ 憲法や法令,裁判所の判決は,著作権法の保護の対象ではない
エ 新聞連載小説の著作権は原作者に帰属する
問14/ウ
ア バランススコアカード(BSC: Balanced Score Card)。問24も参照
イ ベンチマーキング(benchmarking)
ウ ○ 方針管理。TQM/TQCの重要な手法の一つ
エ QCサークル。TQM/TQCの重要な手法の一つ
問15/イ
ア OEM(相手先ブランドによる製造:Original Equipment Manufacturer)
イ ○ BTO(発注指定に応じた組立:Build To Order)
ウ JIT(ジャストインタイム生産システム:Just In Time)
エ セル生産方式
問16/ウ
経営戦略と経営計画は,整合性がとれている必要がある。中期経営計画書の中期とはおよそ3年~5年の期間を指す。
問17/イ
ア C to C(消費者間:Consumer to Consumer)
イ ○ B to E(企業→従業員:Business to Employee)
ウ B to B(企業間:Business to Business)
エ B to C(企業→消費者:Business to Consumer)
問18/イ
標準JANコード(日本における商品識別バーコードの規格)13けたの内訳は次のとおり。
1~2 国コード
3~7 メーカコード
8~12 商品アイテムコード
13 チェックディジット
メーカコードは公的機関に申請して割当てを受け,商品アイテムコードは各メーカが独自に割り当てる。
問19/イ
①社内外の技術の抽出,③技術の見極め,という記述から,自社で現在取り扱っている技術だけに限定せず,世界的・未来的な視点で競争優位と成り得る技術開発戦略立案をおこなっていることが読み取れる。②として適切なのは「技術と環境の変化の予測」である。
問20/ア
労働者派遣法
ア ○ 派遣先は,その指揮命令の下に労働させる派遣労働者から当該派遣就業に関し,苦情の申出を受けたときは,当該苦情の内容を当該派遣元事業主に通知するとともに,当該派遣元事業主との密接な連携の下に,誠意をもつて,遅滞なく,当該苦情の適切かつ迅速な処理を図らなければならない(第40条)
イ 派遣元事業主は,当該労働者に係る労働者派遣に関する料金の額として厚生労働省令で定める額を明示しなければならない(第34条の2)
ウ 派遣元事業主は,その雇用する派遣労働者の従事する業務と同種の業務に従事する派遣先に雇用される労働者との均衡を考慮しつつ,当該派遣労働者について,教育訓練及び福利厚生の実施その他当該派遣労働者の円滑な派遣就業の確保のために必要な措置を講ずるように配慮しなければならない(第30条の2)
エ 派遣元事業主は,その雇用する派遣労働者について,各人の希望,能力及び経験に応じた就業の機会及び教育訓練の機会の確保,労働条件の向上その他雇用の安定を図るために必要な措置を講ずることにより,これらの者の福祉の増進を図るように努めなければならない(第30条の3)
問21/ウ
マイクロコンピュータ(microcomputer,略してマイコン)は,CPU・メモリ・I/O回路などのコンピュータシステム全体を1つの半導体チップに集積したもの。家電製品や機器制御などの組込み(エンベデッド:embedded)分野で用いられる。
問22/エ
経営組織の構造
ア マトリックス組織...自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属
イ 職能別組織...購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって部門を編成
ウ プロジェクト組織...特定の課題のもとに各部門から専門家を集めて編成し,期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織
エ ○ 事業部制組織...利益責任と業務遂行に必要な職能を,製品別,顧客別又は地域別にもつことによって,自己完結的な経営活動が展開できる組織
問23/エ
ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP-JCF)に関する出題。問5,問40も参照。
ア システムを開発する目的 ...企画プロセスに該当
イ ソフトウェア構成品目ごとの機能と能力 ...開発プロセスに該当
ウ データベースの構造 ...開発プロセスに該当
エ ○ 利害関係者のニーズと要望事項 ...要件定義プロセスに該当
問24/ア
ア ○ SWOT分析 ...内部環境にあたる強み(Strengths)/弱み(Weaknesses),外部環境にあたる機会(Opportunities)/脅威(Threats)
イ バランススコアカード(BSC: Balanced Score Card)。問14も参照
ウ バリューエンジニアリング。問29も参照
エ プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM) ...花形,金のなる木,問題児,負け犬
問25/エ
不正競争防止法 第2条 この法律において「不正競争」とは,次に掲げるものをいう。
十二 不正の利益を得る目的で,又は他人に損害を加える目的で,他人の特定商品等表示と同一若しくは類似のドメイン名を使用する権利を取得し,若しくは保有し,又はそのドメイン名を使用する行為
問26/ア
株主総会は株式会社の最上位意思決定機関であり,会社に関することはおよそすべて株主総会において決定できる。ただし「所有と経営の分離」という商法の原則より,選択肢c「事業戦略の執行」は経営者の判断でおこなうことができ,株主総会の決議を必要としない。
問27/ア
次の3つすべてが個人情報に該当する。
・顔がはっきり映った防犯カメラの映像
・従業員名が記載された人事考課表
・話者が判別できる通話記録の音声
問28/エ
売上総利益=売上高-売上原価 なので,
前期の売上総利益=2000-850=1150,当期の売上総利益=2000-900=1100。
営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費 なので,
前期の営業利益=1150-950=200,当期の営業利益=1100-900=200
経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用 なので,
前期の経常利益=200+10-20=190,当期の経常利益=200+20-10=210
ア 経常利益が増えた
イ 売上総利益が減って,営業利益は増減がなかった
ウ 営業利益は増減がなく,経常利益が増えた
エ ○
問29/イ
バリューエンジニアリング(VE: Value Engineering)において,製品やサービスの価値(Value)は,機能(Function)/コスト(Cost) という計算式で算出する。問24も参照
問30/エ
OLAP(オンライン分析処理:OnLine Analytical Processing),データマイニング(mine:採掘する)に関する問題。
大量のデータを分析して,これまで認識されていなかった規則性や関係性を発見し,業務に活用することを目標としているが,社員の経験不足のために進んでいない。このような場合は,ハード/ソフトの性能を上げても即効性はなく,分析事例や分析用テンプレートを提供することで,社員の経験不足を補う対策が有効である。
問31/ア
すべての選択肢が「全社で共通に用いる」という言葉で始まっているものの,イ・ウ・エは,人事システム・経理システム・購買システムという個々の「業務を管理するシステム」について述べており業務処理統制に該当する。全般統制に該当するのは,アの「全社で共通に用いるシステム開発規程」のみ。
問32/ア
プログラムモジュール単体ないしモジュール結合したシステム全体が正常に動作するかを検証する単体テスト(ウ)・ホワイトボックステスト(エ)・ソフトウェア結合テスト(イ)とは異なり,
「端末からの問合せのレスポンスタイムが目標値に収まることを検証した」という問題文は,正常動作するか否かというレベルを越えた性能について検証している。これに該当するのは,システムテスト(ア)
問33/ウ
新規のシステム開発においては,そもそも何をシステム化するのか,どこまでがシステム化の対象範囲なのか,という件が決まっていない。システム要件定義においてこの点を明確にしておく。
問34/エ
ア 各プロジェクトメンバの作業時間は,作業負荷や経験の度合いに応じて適切に配分する。
イ 可能な限り,プロジェクト遂行中のメンバの離任時の対応についても考慮する。
ウ 各プロジェクトメンバの労働時間の上限については十分に考慮する。
エ ○ プロジェクトメンバ全員が各自の役割と責任を明確に把握できるようにする。
問35/ア
瑕疵(かし)担保責任とは,売買する対象に瑕疵(欠陥)がある場合,売主側が(担保)責任を負うこと
問36/ア
ア ○
イ 現時点の参加メンバ数がxのとき,メンバが1人増えると経路の数はx増加する
ウ 参加メンバ数xと経路の数yの関係は x(x-1)/2 で表される
エ ウの解説を参照
問37/エ
ホワイトボックステストは,プログラムの内部構造に着目して実施するテストを指す。プログラムの特定の経路をテストするという観点を持つのは選択肢エのみ。
問38/イ
PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系:Project Management Body of Knowledge)に関する出題。問40も参照。
プロジェクト・スコープ(プロジェクトの各工程における作業内容)には往々にして変更が生じる。顧客要求事項の変更(イ)や,プロジェクト中の要件に関係する関連法規の変更(ア)は,プロジェクトの進捗や作業負荷に大きな影響を及ぼすため,変更管理の対象とせねばならない。
プロジェクトメンバの所属部署名の変更(ウ)は,プロジェクトの進捗や作業負荷にはほとんど影響を及ぼさない軽微な変更といえる。
問39/ウ
プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)とは,複数のプロジェクト間の調整や各プロジェクトの管理を支援する組織。プロジェクトマネージャPM個人の能力ばかりに頼るのではなく,プロジェクト管理のあらゆる側面に関して組織的な支援をおこなう。
プロジェクトマネージャの作業を支援する(c),担当要員の調整など組織の共有資源の最適化を行う(b),はPMOの役割として適切だが,
プロジェクトに対する資金支援を行うか否かは,経営陣の決定に従うことになる。
問40/イ
ア システム管理基準
イ ○ 共通フレーム。問5,問23も参照
ウ 情報セキュリティ管理基準
エ PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)問38も参照
問41/エ
システム開発における保守プロセスとは,システムやソフトウェアの納入後(a)に実施されるプロセスであり,障害への対応や性能改善を目的にシステムやソフトウェアを修正(b)する。ソフトウェア保守の区分には,適応保守,緊急保守,予防保守などがある。
問42/エ
システム開発の流れを,共通フレームの用語で整理すると次のようになる。カッコ内には共通フレームで統一定義される以前の用語を併記した。
↓企画プロセス/要件定義プロセス ...(基本計画)
↓システム要件定義/システム方式設計 ...(外部設計)
↓ソフトウェア要件定義/ソフトウェア方式設計 ...(内部設計)
↓ソフトウェア詳細設計 ...(プログラム設計)
↓ソフトウェアコード作成及びテスト ...(プログラミング,単体テスト)
↓ソフトウェア結合/ソフトウェア適格性確認テスト ...(結合テスト)
↓システム結合/システム適格性確認テスト ...(システムテスト)
ソフトウェア詳細設計の結果,ソフトウェアの仕様が確定した後は,プログラマが仕様に基づいてプログラミングを行う。
問43/イ
リスクによる対応への優先度を「リスクの発生確率Xリスクが顕在化した場合の損失」の大きさで求める。
リスク1:0.6X6,000万円=3,600万円
リスク2:0.4X9,000万円=3,600万円
リスク3:0.1X1,000万円= 100万円
リスク4:0.5X7,000万円=3,500万円
計算結果より,リスク1とリスク2の優先度が最も高い。
優先度が同じならば,対応期限が迫っている方を先に対応するため,答えは「リスク2」となる。
問44/ア
ア ○ アローダイアグラムとは,作業項目の順序関係や依存関係を表す図。プロジェクトのスケジュール作成で使用する。
イ 管理図とは,品質管理において使用する図。管理限界線を越えると品質にバラつきがあることを意味する。
ウ 特性要因図とは,特性と要因の関係を線で結んで図式化したもの。魚の骨のような図になることから,フィッシュ・ボーン・チャートともいう。
エ パレート図とは,棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた複合グラフ。ABC分析で売上管理などに使用される。
問45/エ
事業継続計画(BCP)とは(Business Continuity Plan),平時の事前対策を含めて事業の継続および復旧に力を注ぐための計画を立てること。
ア サーバを高層階に設置するのは,津波や浸水などから設備を守るための水害対策。
イ UPSとは無停電電源装置のことで,停電時も短時間の電源供給が可能。瞬断対策や停電時にも安全にシステムを停止する時間を確保できる。
ウ 各種設備の二重化はシステムの冗長化を意図している。データセンタ内の設備自体の多重化であり,データセンタが長期間停止することを前提にしていない。
エ ○ バックアップセンタを遠隔地に配置することは,データセンタが長期間停止することを想定した施策である。
問46/イ
ア 「障害発生時にデータを障害前の状態に回復できる」のは,信頼性に該当する。
イ ○ 「仕様書どおりに操作ができ,適切な実行結果が得られる」のは,機能性に該当する。
ウ 「他のOS環境でも稼働できる」のは,移植性に該当する。
エ 「利用者の習熟時間が短い」のは,使用性に該当する。
問47/ウ
システム監査人は,監査を客観的に実施するため,監査対象から「外観上」および「精神上」独立し,監査対象者と利害関係があってはならない。
問48/ア
ア ○ 機能(ファンクション)の数や難易度で開発規模を見積もることを「ファンクションポイント法」という。
イ 「類推法」の説明。過去の類似プロジェクトの実績から開発規模を見積もる。
ウ 「LOC(Lines of Code)見積もり」の説明。ソフトウェアのソースコードの行数で開発規模を見積もる。
エ 「ボトムアップ見積もり」の説明。プロジェクトを分解して詳細な作業ごとの工数を見積もり,積み上げる方法。
問49/イ
ア システム要件定義とは,利用者からの要求を元に,システムで実現するために必要な,実装すべき機能や達成すべき性能を明確にする工程。
イ ○ 外部設計とは,画面のレイアウトや帳票の様式を定義する工程。
ウ 内部設計とは,実装を意識し,システムを機能ごとに分割したり,物理データ設計をしたり,ソフトウェアの具体的な処理手順を設計する工程。
エ プログラミングとは,内部設計書や詳細設計書を元に実際にコーディングしていく工程。
問50/ウ
システム開発は終盤になるほど見積もり精度が高まる。
選択肢の項目を開発工程順に並べると「システム化計画時」→「要件確定時」→「設計終了時」→「プログラミング終了時」となる。
つまり「プログラミング終了時」の見積もり精度が最も高い。
問51/ウ
ア 品質マネジメントシステムの責任者は品質管理責任者ではない。経営者や組織の長が行うトップマネジメントである。
イ システム監査時,システムのテストを実施するのはシステム監査人の役割。
ウ ○ システム監査を実施する際は,監査対象から独立した第三者がこれを実施する。
エ システム監査実施時,専用のソフトウェアを使ってシステムのセキュリティホールを検証するのは,システム監査人の役割。
問52/ウ
ア 他人になりすまして,ネットワーク上のサービスを不正に利用することを「なりすまし」という。
イ 他人の財物を盗み取ることを「窃取(せっしゅ)」という。その中でも,通信経路上等において他人の情報を盗み見ることを一般的に「盗聴」という。
ウ ○ 電子メールやWebリクエストなどを大量に送りつけて,ネットワーク上のサービスを提供不能にすることを「サービス拒否攻撃(Dos攻撃:Denial of Service Attack)」という。
エ 文字の組み合わせを順に試すことによって,パスワードを解読しようとすることを「総当たり攻撃(ブルートフォースアタック:brute force attack)」という。
問53/イ
ア コンピュータが直接実行可能な機械語に,プログラムを変換するソフトウェアを「インタプリタ」という。インタプリタは,言語処理プログラムの一例である。
イ ○ コンピュータに,ある特定の目的を達成させるための処理手順を「アルゴリズム」という。
ウ コンピュータに対する一連の動作を指示するための人工言語の総称を「プログラミング言語」という。
エ コンピュータを使って,建築物や工業製品などの設計をすることを「CAD(Computer Aided Design)」という。
問54/ア
ア ○ dpiとは「ドット/インチ (Dots Per Inch)」の略語で,スキャナで写真や絵を読み込む際の解像度を表す単位。
イ fpsとは「フレーム/秒 (Frames Per Second)」の略語で,単位時間当たりのディスプレイの表示回数。フレームレートともいう。
ウ pixelとは「画素」に対応する英語で,コンピュータで画像を扱う際の色情報を持つ最小単位を指す。
エ ppmとは「ページ/分 (Pages per Minute)」の略語で,プリンターの印刷速度の単位。
問55/イ
社員表:社員コード | 社員名 | 入社年 | 生年月日 | 部署コード
部署表:部署コード | 部署名
社員表から一人の社員を特定可能な列は社員コードである。よって,社員表の主キーは社員コード。
部署表から一つの部署を特定可能な列は部署コードである。よって,部署表の主キーは部署コード。
「社員は必ず"部署"表に存在する部署に所属する」より,社員表から部署表への参照制約を結ぶことがわかる。社員表と部署表を関連付けるための列は部署コードである。よって,社員表の外部キーは部署コード。
問56/イ
ア デジタイザとは(もしくは,ペンとタブレットとは(ペンタブ)),画面上の位置を指示するためのペン型またはマウス型の装置と,位置を検出するための平板状の装置で構成されたもの。
イ ○ タッチパネルとは,電子式や静電式などの方式があり,指などで画面に直接触れることで,コンピュータの操作を行うことができるもの。
ウ タッチホイールとは(クリックホイールとも),表面のタッチセンサを用いて指の動きを認識し,ホイールと呼ばれる円盤に似た部品を回すようにして操作をおこなうもの。Apple社のiPodに搭載されていたものがよく知られている。
エ トラックパッドとは,平板上の入力装置を指でなぞることで,画面上のマウスポインタなどの操作ができるもの。
問57/ウ
上段:CPU時間,下段:出力時間,ひと目盛り5秒とする。
ただし,各ジョブのCPU処理と出力処理は独立して動作するが,CPU処理が終了しないと出力処理を実行できない。
①①①①①①①②②②②③
       ①①  ②②②②③③③③③
ジョブ1のCPU処理が開始されてから,ジョブ3の出力が完了するまでの時間は,20目盛り分。
20目盛りX5秒=100秒
問58/エ
ア シングルサインオンとは(SSO),一度の認証で,許可されている複数のサーバやアプリケーションなどを利用できる仕組み
イ バイオメトリクス認証とは,指紋や声紋など,身体的な特徴を利用して本人認証を行う仕組み
ウ マトリクス認証とは,特定の数字や文字の並びではなく,位置についての情報を覚え,認証時には画面に表示された表の中で,自分が覚えている位置に並んでいる数字や文字をパスワードとして入力する方式
エ ○ ワンタイムパスワードとは,認証のために一度しか使えないパスワードのこと
問59/ア
ア ○ シンクライアントシステムとは(thin:細い,痩せた),クライアントサーバシステムにおいて,クライアント側には必要最低限の機能しかもたせず,サーバ側でアプリケーションソフトウェアやデータを集中管理するシステム。
イ 対話型処理システムとは,会話型処理ともいい,コンピュータがディスプレイを通じて,ユーザに選択肢の提示やデータ入力を要求しながら,対話的に処理する方式。
ウ バッチ処理システムとは(batch:一括,ひとまとまり),複数の手順から構成される一連のまとまった処理をあらかじめ登録しておき,命令ひとつで一括処理できるようにした方式。
エ ピアツーピアシステムとは,P2P方式ともいい,通信する端末同士が対等の関係にあり,互いに資源や機能を利用し合うシステム。
問60/エ
ア オブジェクトモジュールとは,C言語では,ソースコードをコンパイラで翻訳(コンパイル)した結果できる生成物。目的プログラムともいう。
イ ソースコードとは,プログラム言語で記述されたテキスト。C言語では,ソースコードをコンパイラで翻訳(コンパイル)し,その生成物をリンカでライブラリと結合することで,ロードモジュールを作成できる。
ウ テキストデータとは,文字列や数字列等で作成されたデータ。テキストエディタ等で編集できる。
エ ○ ロードモジュールとは,コンピュータで実行可能な形式の機械語プログラム。実行プログラムともいう。
問61/イ
顧客コードで結合・グループ化し売上金額の合計を求めると,以下のようになる。
顧客コードK01・・・ 40万円(H001)+20万円(H005)= 60万円
顧客コードK02・・・ 80万円(H002)+50万円(H006)=130万円
顧客コードK03・・・120万円(H003)
顧客コードK04・・・ 70万円(H004)
さらに,売上金額の降順に整列すると,
顧客コードK02,佐藤太郎,130万円
顧客コードK03,鈴木三郎,120万円
顧客コードK04,田中梅子, 70万円
顧客コードK01,井上花子, 60万円
となり,先頭レコードの顧客名は佐藤太郎で,イが正解である。
問62/イ
ア ウイルス対策ソフトの説明
イ ○ ランサムウェアとは,マルウェアの一種で,ユーザーのデータを「人質」にとり,データの回復のために「身代金」(ransom)を要求するソフトウェアのこと。
ウ オペレーティングシステムの説明 
エ 日本語入力システムの説明
問63/エ
揮発性メモリとは,電源供給が途絶えるとデータを保持できない半導体メモリのこと。
この問題に登場するキーワードでは次の2つが揮発性メモリに該当する。
・DRAMとは,読み書きが自由に行える揮発性メモリで,コンデンサとトランジスタにより電荷を蓄える回路を記憶素子に用いる。
・SRAMとは,記憶素子としてフリップフロップ回路を用いる揮発性メモリである。
それに対して,
不揮発性メモリとは,電源供給を行わない状態でも書き込まれたデータが消えない半導体メモリのこと。
この問題に登場するキーワードでは次の2つが不揮発性メモリに該当する。
・ROMとは,一度書き込まれた情報を読み出す,読み出し専用の不揮発性メモリのことである。
・フラッシュメモリとは,データの消去・書き込みを自由に行うことができ,電源を切っても内容が消えない不揮発性メモリである。
よって,不揮発性メモリは,ROMとフラッシュメモリであり,エが正解である。
問64/ウ
ウイルス定義ファイルとは,世の中に存在する様々なコンピュータウイルスの特徴を記録したファイルで,ウイルス対策ソフトがコンピューターウイルスを検出するために使用する。次々と現れる新しいコンピューターウイルスやその亜種などに対応するため,必ず定期的に更新する必要がある。
ア ウィルス対策ソフトは,PCの起動中は常時稼働させておく。
イ 導入時にハードディスク全体の検査をしても,その後常駐検査だけではウイルス対策にはならない。
ウ ○ 導入後もウイルス定義ファイルの更新を継続して行う。
エ ウイルスの感染経路は通信回線経由だけとは限らない。プロバイダ側でウイルスチェックが行われている場合でも,PCへのウイルス対策ソフトの導入は必要である。
問65/エ
プルダウンメニューとは,操作画面で,メニューから項目を選択する方式の一つ。メニューのタイトル部分にマウスカーソルをあわせてボタンをクリックすると,そこから選択項目の一覧が引き出されたように垂れ下がってくる表示方法のことである。
ア ダイアログボックスの説明
イ チェックボックスの説明
ウ オートコンプリートの説明
エ ○
問66/ア
PCの起動時には,BIOS→OS→常駐アプリケーションプログラムの順に実行される。
BIOSとは,コンピュータに接続されたディスクドライブ,キーボード,ビデオカードなどの周辺機器を制御するプログラム群。これらの機器に対する基本的な入出力手段をOSやアプリケーションソフトに対して提供する。
OSとは,キーボード入力や画面出力といった入出力機能やディスクやメモリの管理など,多くのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を提供し,コンピュータシステム全体を管理するソフトウェアのことである。
常駐アプリケーションプログラムとは,OSと同時に起動し,そのまま常に起動しているプログラムのことである。
問67/ウ
選択とは,表から指定した条件が成立する行を抽出する操作である。
ア 結合とは,2つ以上の表の指定項目が同じ値の行を結びつけて,1つの表としてまとめる操作である。
イ 射影とは,表から指定した条件が成立する列を抽出する操作である。
ウ ○
エ 和とは,複数の同形式の表内のデータを,1つの表としてまとめる操作である。
問68/ア
PC3台とインターネット対応のテレビ,全ての機器に対してルータのファイアウォール機能が生かせる配線を考えた場合,ファイアウォールを一番外側(インターネット側)に配置する必要がある。よって,アが正解である。
問69/イ
HTMLとは,インターネットのWebページを作成するためのハイパーテキスト記述言語である。文章以外の図形や静止画,動画なども取り扱える。
ア CASLとは,情報処理技術者試験の出題のために仮想的に設計されたコンピュータのためのアセンブリ言語のことである。
イ ○
ウ SQLとは,リレーショナルデータベースの操作を行うための言語の一つである。
エ URLとは,インターネット上に存在する情報資源(文書や画像など)の場所を指し示す記述方式である。 
問70/エ
DVD装置とは,コンピュータの周辺機器のひとつで,DVDに記録されたデータを読み出す装置である。DVD-ROM,CD-ROM,CD-R,CD-RWの4種類メディアは,ほぼ全てのDVDドライブで読み出せる。
ア DVD装置はCD-ROMを読みことができる。
イ ノート型PCで,DVD装置を搭載したタイプがある。
ウ DVD装置はドライブ装置内で高速回転させて溝に沿ってレーザー光を照射し,データの読み取りや書き込みを行う。
エ ○
問71/ウ
リスクマネジメントとは,将来起こるかもしれない問題(リスク)に対して,あらかじめ対応を決めておいて管理することである。リスクマネジメントの実施には,社内での組織体制が必要となる。多くの場合,社長直下にリスクマネジメント担当責任者と組織体を置き,全社活動として進めている。
ア リスクマネジメントの最終責任者は,最高情報セキュリティ責任者(CISO: Chief Information Security Officer)である。
イ リスクマネジメントは,全社活動として行う。
ウ ○
エ リスクマネジメントは組織全体で取り組むので,各部署で独立して実施しない。
問72/エ
NATとは (Network Address Translation),インターネットに接続された企業などで,一つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術である。組織内でのみ通用するプライベートIPアドレスと,インターネット上で使用できるグローバルIPアドレスを相互変換する。
問73/ア
ストライピング方式とは,複数のディスクに1つのデータを分割して書き込むことにより,アクセス速度の向上を図る。2台のディスクに記録できる情報量は,ディスク2台分である。
ミラーリング方式とは,同じ容量のディスク2台に同じタイミングで同一内容を記録する。1台は自動的に継続し,もう1台はバックアップに使用する。ディスク2台でも同じ内容を記録するので,記録できる情報量は1台分である。
よって,ミラーリングする方式とストライピングする方式の記録情報量比は,
1÷2=0.5となり,アが正解である。
問74/イ
HTTPSとは,SSL/TLSの暗号化通信をHTTPに実装したものである。商用サイトにおける会員情報入力や商品購入のクレジットカード番号入力時によく見受けられる。このときWebブラウザのURL入力画面に「https://」 と表示されているのが確認できる。これによってWebブラウザとWebサーバ間の経路における通信内容の盗聴・改ざんの危険性はほぼ回避できる。よって,暗号化される区間は,WebブラウザとWebサーバ間である。
問75/ア
情報セキュリティを構成する3大要素は「機密性(Confidentiality)」「完全性(Integrity)」「可用性(Availavility)」である。そのうち可用性とは,許可されたものが許可された条件内で資産を使用したいときに,時間や期間の制限なくその資産を使用できるようにすることである。
ア ○ 停電による停止は,可用性を損なう。
イ アクセスを許されていないものが,アクセスできることは,機密性を損なう。
ウ 不正アクセスにより情報が漏えいされることは,機密性を損なう。
エ 故意・過失・災害などで改ざんされたり,破壊されることは,完全性を損なう。 
問76/ウ
AからHの8人が相互に通信を行う場合は以下の組合わせになる。
AB,AC,AD,AE,AF,AG,AH(7通り)
BC,BD,BE,BF,BG,BH(6通り)
CD,CE,CF,CG,CH(5通り)
DE,DF,DG,DH(4通り)
EF,EG,EH(3通り)
FG,FH(2通り)
GH(1通り)
よって,7+6+5+4+3+2+1=28となり,ウが正解である。
問77/ア
CGIとは,クライアント(Webブラウザ)からの要求に応じてWebサーバ上で動的にプログラムを実行させるための仕組みのこと。
ア ○
イ cookieとは,Webサイトの提供者が,Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみである。
ウ HTMLとは,Webページを記述するためのマークアップ言語である。
エ SQLとは,リレーショナルデータベースの操作を行うための言語の一つである。
問78/エ
Unicodeとは,1つの文字コード体系ですべての文字を扱い,多国語処理を可能にしようとするもの。世界の主要な言語のほとんどの文字を収録している。
ア ASCIIコードとは,アメリカのANSIが制定したコードで,アルファベットや数字などを表す符号ビット(7ビット)と,誤りを検査するためのパリティビット(1ビット)で構成されている。
イ EUCコードとは(拡張UNIXコード),AT&T社が規定したコードで,半角英数字は1バイト,漢字や仮名は2バイトで表現する。
ウ SJISコードとは(シフトJIS),JIS漢字コードをもとに考えられたコード体系で,特殊な切換えコードを使わなくても,1バイト目で漢字か英数字か区別できる。
エ ○
問79/エ
ア BMPとは,Windowsの標準的な画像ファイルのファイル形式。データはまったく圧縮されていないため,同じ解像度の画像なら,JPEG形式やTIFF形式のデータと比べてファイルの容量が大きくなる。
イ GIFとは,グラフィックデータの保存形式のひとつで,モノクロは256階調,カラーは256色まで扱える。Webページ上で,特定の色を透過させたり,簡単なアニメーションを表現できることもあり,インターネットではJPEGと並んでよく使われる。
ウ JPEGとは,静止画像データの圧縮方式の一つ。不可逆圧縮(lossy)であり,写真などの自然画の圧縮には効果的。
エ ○ MPEGとは,映像データの圧縮方式の一つ。画像の中の動く部分だけを検出し保存するなどしてデータを圧縮している。
問80/エ
ア BIOSパスワードは,書き換え可能なフラッシュROMに記録される事が多く,パスワードを忘れてしまった場合,ジャンパーピンなどでショートさせてBIOSを初期化する事で消すことができるので,盗難にあったPCの情報漏えい防止対策にはならない。
イ IDSとは(侵入検知システム:Intrusion Detection System),ネットワークや機器を監視して,不正侵入を検知・通報するシステムのことである。
ウ パーソナルファイアウォールとは,PCにインスト-ルするファイアウォールソフトであり,自宅でインターネットにブロードバンド接続しているようなユーザが,ウイルスやクラッカーなどの脅威から身を守るために導入する。
エ ○ ハードディスク暗号化とは,正しくログインできたユーザにとっては暗号化の存在を意識せずハードディスクの内容を読み書きできるが,そうでないユーザに対してはハードディスクへのアクセスを不可とする技術。盗難にあったPCのハードディスクを取り出し,別のPCに接続してもパスワードを要求されるため,盗難にあったPCの情報漏えい対策として効果がある。
問81/イ
ノートPCの盗難防止対策は,容易に持ち出しができないような対策を実施することである。パスワードを設定しても,ノートPCを固定化したり施錠可能なキャビネットに保管するなどしない限りは,容易に持ち出しができる。
問82/イ
各選択肢の論理式に対する真理値表は以下のようになる。
A B|ア|イ|ウ|エ
―――+―+―+―+―
0 0|0|0|1|1
0 1|0|1|0|1
1 0|1|1|0|0
1 1|1|0|1|0
問83/ウ
MTBFとは(平均故障間隔:Mean Time Between Failure),稼働中のシステムが故障するまでの時間の平均値であり,[稼動時間の和÷故障回数]で求められる。
MTTRとは(平均修理時間:Mean Time To Repair),故障したシステムの復旧にかかる時間の平均値であり,[修理時間の和÷故障回数]で求められる。
MTBF÷(MTBF+MTTR)は,稼働率を求める式である。
ア MTBFの説明である
イ MTTRの説明である
ウ ○ 稼働率の説明である
エ 非稼働率の説明である
問84/イ
ア APOPとは(Authenticated Post Office Protocol),電子メールの受信に使われるパスワードを暗号化してやりとりするためのプロトコルである。
イ ○ IMAP4とは(Internet Message Access Protocol Version4)とは,電子メールを保存しているサーバからメールを受信するためのプロトコルである。受信したメールはサーバに保存され続け,メールの管理はサーバ側で行う。
ウ POP3とは(Post Office Protocol),電子メールを保存しているサーバからメールを受信するためのプロトコルである。受信メールはすべてクライアントにダウンロードされサーバには残らない。メールの管理は受信側でのみ行うことができる。
エ SMTPとは(Simple Mail Transfer Protocol),電子メールを送信するためのプロトコルである。メールサーバ間のメール転送でもこのプロトコルが用いられる。
問85/ウ
Fさんが上司から指示された事項に,「メール本文中に調査の目的,対象者,回答方法,期限を明記する」とある。この問題のメール本文には回答方法の記述がないため,空欄aに入れる記述は回答方法についてのものである。
問86/ア
TOとは,メールを送る相手のアドレスを入力する欄である。
CCとは,カーボン・コピー(Carbon Copy)の略で,TOで指定したアドレスへ送信したことを報告する相手のアドレスを入力する欄である。
BCCとは,ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略で,受信者に他の受信者がいることを知られたくない場合や,他の受信者のメールアドレスがわからないようにしたい場合に,送信相手のアドレスを入力する欄である。
メールの受信者が返信する場合,誤って「全員に返信」を選択してもBCCに設定されたアドレスには返信されず,TOとCCに設定されたアドレスのみに返信される。
アンケートのように他人には知られたくない内容のものを返信するとき,誤操作をしても他の受信者には返信されないことが必要となる。
問87/ウ
Fさんが上司から指示された事項に示されている回答手順によると,依頼メールに添付されたアンケート文書を使用して回答し,回答したアンケート文書をメールに添付して返信することになっている。
ア アンケート結果はメール本文に記述するのではなく,依頼メールに添付されているアンケート文書に記述し,返信メールに添付して送信する
イ アンケート結果はメール本文に記述するのではなく,依頼メールに添付されているアンケート文書に記述し,返信メールに添付して送信する
ウ ○
エ 新規にメールを作成するのではなく「メールの返信」を選択して,アンケート結果を記述したファイルを添付してFさんへ送信する
問88/イ
Fさんが上司から指示された事項より,回答者の部署別に,社員が識別できるファイル名で保存し,集計が終了するまで他の受信メールと分けて保管しておくことになっている。
ア 回答メールは集計が終了するまで他の受信メールと分けて保管しなければならない
イ ○
ウ 社員が識別できるファイル名で保存しなければならない
エ 回答メールは集計が終了するまで他の受信メールと分けて保管しなければならない
問89/エ
ア 会計業務を委託する場合の契約である
イ システムの開発を委託する場合の契約である
ウ ソフトウェア利用者が遵守すべき事項に関する契約である
エ ○ 保守,運用を委託する場合の契約である
問90/イ
(1) 問い合わせは電子メールでの対応となっており,電話での対応はされない
(2) 新システムでの障害には対応する
(3) 稼働後の利便性向上のための修正は行わない
(4) サービス提供時間は平日の9:00~19:00であり,利用時間は提供時間内である
(5) サービス提供時間は平日の9:00~19:00であり,問合わせは平日だけである
よって,F社経理部として満たされる要望事項は(2)と(4)である
問91/エ
(a) 時刻や時間などを定量的に定義していない
(b) 時刻や時間などを定量的に定義していない
(c) 「サービス提供時間を9:00から19:00とする」と定量的に定義している
(d) 「障害発生時から9時間以内に復旧をおこなう」「1か月分のデータを保存する」「前日までのデータの復旧を保証する」などと定量的に定義している
よって,時刻や時間を定量的に示しているものは(c)と(d)である
問92/ウ
ア G社の基本サービスで要望は満たされている
イ 「速やかに行ってほしい」は定量的ではない
ウ ○ G社の基本サービスでは満たされていない要望を定量的に示している
エ G社の基本サービスで要望は満たされている 
問93/イ
D列の移動合計欄には,当該月を含む過去12か月の売り上げの合計を計算する式が入力されている。
2月の移動合計(セルD3)は1月の移動合計に今年の2月の売上高を加算し昨年の2月の売上高を減算した値である。
また,3月の移動合計(セルD4)は2月の移動合計に今年の3月の売上高を加算し昨年の3月の売上高を減算した値である。
つまり,2月以降の移動合計は,前月の移動合計に当年当月の売上高を加算し前年当月の売上高を減算した値である。
よって,セルD3の計算式をD2+C3-B3とし,D4~D13に複写する。
問94/ウ
図2中の(a)で示される折れ線は,その値から移動合計のグラフである。
移動合計の傾きによって,過去からの売上の推移を知ることができる。
移動合計が右上がりであれば売上は増加傾向にあり,右下がりであれば売上は減少傾向にある。
問95/エ
ア 成長のピークは3月である。
イ 売上累計を示す折れ線グラフは◆でマークされたものである。傾斜は一定ではない。
ウ 売上が前月よりも減少している月もある。
エ ○ 移動合計の折れ線グラフ(□でマークされたもの)が右上がりとなっており,成長が継続している。
問96/イ
E列に入力された式(D2/D$14)は,売上高の年間合計に対する各月の売上高の割合である。
また,F列に入力された式(F$14*E2)は,各月の目標売上高となる。
よって,セルF14に入力する式は来年の年間売上高(目標売上高の年間合計)を求めるものとなる。
来年の年間売上高を今年の10%増と見込んだため,セルF14に入力する式はC14*1.1となる。
問97/ウ
コンバージョンとは(conversion),変換・転換という意味を持つ英単語であり,ネット広告の分野では,単なるWebサイト訪問者であった者が商品に関心を持って(見込み)顧客に転換した,顧客候補としての行動を起こしたことを指す。
この問題文では,トップページへの外部からのアクセス件数に対する購入手続完了の件数の割合を,コンバージョン率と定義している。
トップページから購入手続完了に至るまでの経路には
①トップページ→商品紹介→購入手続→購入手続完了
②トップページ→キャンペーン情報→商品紹介→購入手続→購入手続完了
③トップページ→キャンペーン情報→購入手続→購入手続完了
の3通りある。
①の経路ではトップページにアクセスした件数のA%が商品紹介にアクセスし,商品紹介にアクセスした件数C%が購入手続にアクセスしている。さらに購入手続にアクセスした件数のF%が購入手続完了にアクセスしている。
つまり,この経路で購入手続完了まで進んだ件数の割合は,a×c×fとなる。
同様に②の経路で購入手続完了まで進んだ件数の割合は,b×d×c×fとなり,③の経路で購入手続完了まで進んだ件数の割合は,b×e×fとなる。
よって,3つの経路の合計がコンバージョン率となり,その式はa×c×f + b×d×c×f + b×e×fとなる。
問98/エ
ア A案では広告表示回数×クリック率,B案ではメール送信数×クリック率を計算することで,実際にショッピングサイトへのリンク数を知ることができる。A案では,250,000×0.008=2,000件,B案では,50,000×0.05=2,500件となり,B案はA案より効果的である。
イ 購入手続完了の件数は,ショッピングサイトへのリンク数×コンバージョン率で求めることができる。A案では,250,000×0.008×0.05=100件,B案では,50,000×0.05×0.08=200件となり,A案はB案に劣る。
ウ 費用をクリック件数で割ることで,1クリックを得るためのコストを求めることができる。A案では,120,000÷(250,000×0.008)=60円,B案では,(50,000×4)÷(50,000×0.05)=80円となり,A案はB案より安い。
エ ○ 費用を購入手続完了件数で割ることで,購入手続完了を1件獲得するためのコストを求めることができる。A案では,120,000÷(250,000×0.008×0.05)=1,200円,B案では,(50,000×4)÷(50,000×0.05×0.08)=1,000円となり,B案のほうが安い。
問99/ウ
ア C社サイトからのアクセスは3,000件で,その内1,000件は商品紹介ページへ,2,000件はキャンペーン情報ページへ移動している。よって,C社サイトからアクセスした利用者全員が別ページへ移動している。
イ C社サイトからのアクセスのコンバージョン率は,180÷3,000=0.06=6%である。先月のサイト全体のコンバージョン率は問題文より5%である。よって,C社サイトからのアクセスのコンバージョン率は,先月のサイト全体のコンバージョン率より高い。
ウ ○ 購入手続ページに進んだ件数は,100+300=400件であり,その内購入手続完了ページに進んだ件数は180件である。よって,購入手続ぺーじから購入手続完了ページに進んだ件数の割合は180÷400=0.45であり,半数以上が他のページへ移動又は離脱している。
エ キャンペーン情報ページのアクセス件数は,2,000+20=2,020件,商品紹介ページのアクセス件数は1,000+500+50+100=1,650件である。よって,キャンペーン情報ページのアクセス件数は,商品紹介ページのアクセス件数より多い。
問100/ア
インターネットを通じた商品の購入を利用者が安心して行えるようにN社が実施する方策は,個人情報の保護に関する施策である。
ア ○ 個人情報の送受信を暗号化することで,個人情報の漏えいを防ぐことができる。
イ システムの信頼性は個人情報の保護にはつながらない。
ウ 個人情報を平文のメールで送信することは,個人情報の漏えいにつながる。
エ 個人情報の利用目的などは明記すべきである。