スマホアプリ開発の流れ
ここでは、3名1チームで、約2か月間、スマホアプリを開発するまでの流れをご紹介します。
まだ無いものをITで。
Twitter・Instagram・Amazonなど、数年前は存在しなかったITサービスが、多くの人々に使われています。まだこの世に存在しなかった新たな価値をITにより創り出しているのです。
それを実現できるITエンジニアを育てるため、本校では「まだ無いスマホアプリ」をチームで開発しています。当初はIT未経験者だった学生が、チーム開発の過程で身についたノウハウにより、全国のコンテストでの受賞や、優良企業への就職内定を手にしているのです。
1 企画を立てる
企画を立てる
だれが、いつ、どのように使うのか。どんな利点があり、どのように生活を豊かにするのか。全国で開催されているアプリコンテストの審査員をうならせる、先進的で、トレンドで、意外なアイデアを考えよう。
2 設計する
設計する
スマホに搭載されたセンサー(GPS・加速度・ジャイロなど)や、ネット上に多数あるWebサービスを、スマホからどう利用するのか。過去のアプリの事例集(本校の秘伝のたれ)も参考に、最適な方法を検討します。
3 プログラムを組む
プログラムを組む
「調べる→考える→組む→テストする」を繰り返し、少しずつだが着実にプログラムを組んでいきます。「動いた!」という喜びが、次へのやる気につながります。入学時にはプログラム経験ゼロの学生が、年末頃には本格的なプログラミングを組めるように。
4 プレゼン発表する
プレゼン発表する
このアプリにより実現できる新しい世界を、審査員が共感・感動するシナリオで発表する資料を作成します。また、発表する様子をビデオで撮影し、コンテストの応募資料とします。全国で行われているアプリコンテストに応募します。
5 コンテスト審査会
コンテスト審査会
書類と動画による審査を経て、通過すると最終審査会にのぞみます。審査会場で多くの審査員の前でプレゼン発表し、質疑応答を行います。メンバーと協力して作ったアプリ。だからこそ、胸を張って売り込もう。
6 コンテスト受賞
コンテスト受賞
「やった!」。受賞の瞬間、歓声がわきます。チームメンバーとねぎらい合い、涙する学生も。賞状・賞品・トロフィーなどとともに、大きな自信を得る瞬間です。
就職活動での武器を手に。
受賞したという事実はもちろん、その過程で得た失敗談・その改善策を自分の経験談として面接で話そう。若い技術者に求められている「まだ無いものをITで。」をスマホアプリ開発で行った実績は、大きく評価されます。