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ハリウッド映画などのアニメーションを手がけるSony Pictures Imageworks若杉氏のCG特別業界研究授業！

Sony Pictures Imageworksに所属しているカナダ在住のアニメーター若杉遼さんにお越しいただき、CGクリエイターとしての心構えや、アニメーターとしての技術についてお話いただきました。

前半のお話はCGクリエイターとして「海外へ行くこと」の重要性についてのお話でした。 本校には海外で働くことに興味のある学生がたくさんいますが、「英語が苦手」、「勇気が無い」などの理由で二の足を踏む学生もちらほら・・・。日本でCGクリエイターとして活躍したい人であっても、一度は海外に足を運びCGクリエイターとしての視野を広げる必要性と、そのために英語を勉強する方法についてお話いただきました。

後半は、アニメーションの技術や技法についてのお話でした。 ご講演では「フィジクス（物理）について」から始まり、「スクアッシュ&ストレッチ」「アンティック」「タイミング&スペーシング」「スローイン&スローアウト」という項目について具体的な映像例も交えながらお話いただきました。 CGムービーコースを専攻している2年生・3年生だけでなく、まだコース選択をしていない1年生の学生もたくさんメモを取りながら、若杉さんのお話に聞き入っていました。

最後の質疑応答では、1年生・2年生からはCG制作に取り組む上での心構えや考え方に関する質問などがありました。また、3年生からは現在取り組んでいる就職活動に関する質問などがあり、若杉さんはそのすべてに対して自身の経験も踏まえて丁寧に答えてくださいました。

学生たちにとって、非常に貴重な時間になりました。 若杉さん、はるばるカナダからお越しいただきありがとうございました！

＜若杉遼氏プロフィール＞

2012年にサンフランシスコの美術大学Academy of Art Universityを卒業後、 Pixar Animation StudiosにてCGアニメーターとしてキャリアを始める。2015年よりアメリカのサンフランシスコからカナダのバンクーバーに移り、現在はSony Pictures Imageworksに所属。 CGアニメーターとしての仕事の傍ら、CGアニメーションに特化したオンラインスクール、Animation Aidの創設者でもあり、 現在も運営のほか講師としてクラスも教えている。これまでに参加した作品は、「アングリーバード（２０１６）」、「コウノトリ大作戦（２０１６）」「スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険（２０１７）」「絵文字の国のジーン（２０１８）」「スモールフット（２０１８）」など。